妊娠中のセックスは流産や早産の可能性を高める?注意点などを紹介

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妊娠中に旦那さんからセックス を求められ、本当にセックスをしていいのか悩んでいませんか? この記事を読めば、赤ちゃんに安全かつ旦那さんの性欲も満たしてあげることができるようになります。 なぜ妊娠中にセックスしても安全なのか、妊娠時期ごとに気をつけるポイントを紹介します。 妊娠中のセックスで赤ちゃんに安全かつ、旦那さんにも性欲を満たしてあげる円満な家庭を作りましょう!

69%の夫婦が妊娠中にセックスをしている

カラダノートの「妊娠中のセックスに関する調査」2014で妊娠中の夫婦、69%がセックスしていることが分かりました。 妻が妊娠しても、旦那の性欲は変わらないので、つわりがキツイ時期や臨月以外は今までと変わらないくらいセックスしている夫婦が多いです。 しかし妊娠中にセックスをしても大丈夫だとなんとなく知っていますが、ではなぜ大丈夫なのか具体的に説明できる人は少ないでしょう。 だから「もしかして妊娠初期にセックスをしてしまったら、流産になるんじゃないか。」 「旦那にセックス を求められても子供に悪影響そうだから断る。」など、なんとなくの知識で夫婦間の悪循環を生み出しています。セックスをしなくなった3割夫婦の中にはそういった理由でセックスしなくなり、産後もセックスしなくなる産後クライシスに陥る人たちもいます。 旦那さんも奥さんのことが好きで求めているのですから、とりあえずセックスはダメと突き放してはいけません。産後にセックスを誘う誘うタイミングまで見失いセックスレスになります。 もし求められたら、つわりがあって、動くとつらいからなど具体できな理由を持って説明したら理解してくれるはずです。 それでは妊娠中にセックス しても赤ちゃんが大丈夫なのか詳細をみていきましょう

赤ちゃんは子宮と羊水に守られているから妊娠中にセックスすることは可能

赤ちゃんは子宮と羊水に守られているので、母体の体調がいい時は妊娠中にセックスしても大丈夫です。 ペニスで突いたら、子宮まで届かないの?と疑問がある人もいるかと思います。しかし例えペニスが子宮口まで届いたとしても、入り口で頚管粘液が盾となり子宮内までいくことはありません。 また赤ちゃんは子宮口の上方、入り口とは真反対の位置で羊水に守られているため、ペニスが赤ちゃんに直接危害を与えることはありません。 ただいくら妊娠中にセックスしていいとしても、推奨できない行為があるので以下で紹介しています。

妊娠中に推奨できないセックス行為4選!旦那に説明できるように理解しよう

妊娠中に推奨できない行為4選を紹介します。この4選は女性であれば、なんとなく知っていることが多いです。しかし旦那さんは知らないことが多いので、赤ちゃんを守るために旦那さんが理解できるよう、根拠をつけて説明できるようにしましょう。

つわりや体調が少しでも悪い時にセックス

つわりがひどく、体調も悪いのに、旦那が求めるままにセックスをしない方がいいです。なぜなら体調がよくなってからも性欲が湧かない性的意欲障害という病気になってしまう可能性があるからです。 本来気持ちいいセックスが、体調悪い時にセックス をして苦痛だと脳が覚えると、セックス =苦痛なもの、できれば避けたいものと認識されてしまいます。セックスレスの夫婦は離婚の可能性も高まりますので、将来的なことを考え計画的にセックス しましょう。

不正出血やお腹に張りがある時のセックス

不正出血やお腹に張りがある場合は、セックスせずに安静にしていてください。それでも治らなければ病院で見てもらうことをおすすめします。なぜならこの2つが長く続くなら、赤ちゃんの命に関わる問題かもしれないからです。 最悪の場合お腹が張っていると、「子宮収縮」していて胎児に酸素が行き渡らず、最悪の場合胎児機能不全になることや、出血していると切迫流産になる可能性もあります。 赤ちゃんの命に関わる問題なので、数時間出血やお腹の張りが続くようであれば病院に行くことをおすすめします。

妊娠中のゴムなし中出しセックス

妊娠中に中出しするのはおすすめできません。 なぜなら精液に含まれるプロスタグランジンには、子宮収縮を促す作用があるからです。 先ほど述べた通り子宮収縮は、流産・早産につながる恐れがあります。 中出しは赤ちゃんのためにやめた方がいいです。 しかし男性はAVやエロ漫画に影響を受けているため、妊娠しているから中出し放題だと勘違いしていることが多々あります。中出しを迫られた時はちゃんと理由を説明して、教えてあげましょう。

クリ責めや乳首責めをしてオーガズムを与える

オーガズムは脳からオキシトシンの分泌を促し、子宮収縮させます。 本来子宮収縮する理由は多くの精子を子宮口から子宮内部に吸い上げるためです。 しかしもう既に妊娠しているため、子宮収縮は赤ちゃんにとって悪いものでしかありません。なのでセックスする時はイかない程度にゆっくりやりましょう。

妊娠時期によって注意するべき点はなに?

妊娠時期によって注意するべき点が変わってきます。それぞれ初・中・後で注意すべき点とおすすめのセックス体位をみていきましょう。

妊娠初期(4~15週)にセックスで注意すべき点

妊娠初期は、ホルモンバランスの乱れ、つわり、流産の心配などで性欲が減退します。セックスはもちろん、旦那の匂いさえ受けつけられないことがある精神的にも不安定な時期なため、できれば性行為を控えた方が無難です。 ただ女性の体調が良ければ身体的には問題がないためセックスできます。 流産の原因も染色体異常や遺伝子異常など、セックスではなく胎児側の理由がほとんどのため気にしなくて大丈夫です。

妊娠中期(16~27週)にセックス で注意すべき点

妊娠中期は一番の安定期でセックスを激しくしなければ大丈夫です。 つわりなどが収まり安定期を迎えると、性器や乳房に流れる血液量が増え、性欲が増してきます。 ただ正常位だとお腹への圧迫が強くなってしまうので、騎乗位やバックなどの体位をおすすめします。 特に騎乗位は女性主導でセックス できるので安心してセックスができます。 一方バックはつい男性が興奮して、強くピストンしてしまう時があります。もし強いと感じたら優しくソフトにお願いと依頼しましょう。妊娠中にオーガズムを感じるのはよくありません。

妊娠後期(28~39週)にセックス で注意すべき点

妊娠後期は体型の変化や出産の意識が高くなることから、性欲は再び低下する傾向があります。身体が重いため女性と男性が横向きになって、男性が後ろから突く側位が一番いいです。重いお腹でも体が楽にできます。 ただセックス による出血なのか産徴なのかが判らなくなるので、あくまでも膣を傷つけないようソフトにしましょう。 また助産師であり、日本アマナ性共育協会代表理事である池本千有さんは妊娠中のセックス を以下のように前向きに捉えています。 「妊娠中のセックスは、股関節を柔軟にする機会になりますし、男性器による愛撫で産道を柔らかくする効果があります。だからこそ、特に妊娠後期に入ったら積極的にセックスを取り入れていくと安産につながるのです」(引用:stand)

どうしても妊娠中にセックス したくない奥さんは手コキでもいいです。

どうしても妊娠中にセックス をしたくない場合は、旦那さんが気持ちよくなる代案を考えてましょう。なぜなら1年間、三大欲求の1つである性欲を我慢させるのはかわいそうだからです。 旦那さんが「しよ!」と伝え、奥さんに「嫌だ、したくない」とキッパリ断られるのはあまりにも不憫でショックな出来事です。 「セックス は嫌だけど、オーラルセックス や手ならいいよ」と言うだけで、随分印象が違います。またこの時期に性行為を全くしないと、産後も性行為しない可能性が高まり、セックス レスになります。 オーラスセックスで旦那さんを満足させてあげるだけでも、 手でしてあげるだけでも妻としての役目は果たせるのかなと。

妊娠中にセックスしないと、一生セックスレスかも!愛のある円満な家庭を作ろう

いかがだったでしょうか? 再度、復習になりますが「妊娠中のセックスで気をつける点」は、以下です。 ・中出しは流産、早産の可能性があるからゴムをつける ・旦那さんにセックスを拒否する時、嫌だとストレートに言うのではなく代案を出そう ・エッチはソフトにやる 妊娠中のセックスで赤ちゃんに安全かつ、旦那さんにも性欲を満たしてあげる円満な家庭を作りましょう!