セックス中に膣が痛い!!激しい性交痛の原因と改善方法とは
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性交痛とは?
性交痛とは、その名の通りセックスによって痛みを感じる症状をいいます。痛みを感じる場所は原因によって異なり、膣の入り口がヒリヒリと痛むこともあれば、奥がズキズキと重く感じるような痛みのこともあるでしょう。 性交痛を起こす原因も、病気や心因性などさまざまな要因が考えられるため、簡単に特定することはできません。 しかし性交痛を起こしてしまう原因として、5つの可能性が考えられます。自分はどの症状に当てはまるのかを考え、迅速に対処できるよう理解を深めておきましょう。①前戯時間不足で膣が濡れてない
「挿入される瞬間が1番痛くなかなか入らない」 「動かれると膣内に激痛が走る」 膣内が充分に濡れていないことで、挿入時や動かれている時に強い痛みを感じることがあります。 これはどの年代の女性にも当てはまることですが、膣潤滑油が足りない状態、つまり充分に濡れていないまま挿入をしてしまえば、当然痛みを感じることになります。これは膣とペニスに大きな摩擦が生じるためです。 濡れていない状態で無理矢理挿入してしまえば、膣内に傷がつき、雑菌などが侵入することで炎症を起こしてしまうこともあります。また女性だけでなく男性も痛みを感じることが多いため、お互いが気持ちの良いセックスとはなりにくいかもしれません。前戯時間を20分以上に!濡れ不足の改善
膣潤滑油は、女性の性的興奮度に比例して分泌されます。そのため前戯の時間を最低でも20分ほど設けるようにしましょう。 ただし気持ち良くないと感じる前戯を20分以上して貰っても意味はありません。自分の性感帯を理解してもらう・気持ちの良いやり方をしてもらうなど、パートナーに自分の気持ち良いポイントを伝えることが大事です。 また水分をしっかり摂ることも忘れてはいけません。どれだけ丁寧な前戯をしてもらっても、体が水分不足の状態では「思ったよりも濡れない」なんてことになりかねません。1日2Lを目安に水分補給をしていれば、20分以上の前戯で充分に濡れるようになり、性交痛を起こす可能性も低くすることができますよ。②更年期が影響!エストロゲンの減少
「丁寧な前戯をしてもらっても濡れない」 「挿入されると膣全体にヒリヒリとした痛みを感じる」 女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」が減少することでも、性交痛を感じることがあります。 そもそも更年期とは、閉経の前後5年間、合計10年間を指す言葉です。日本人の平均閉経年齢が50歳とされていますので、一般的には45歳~55歳が更年期となるでしょう。この更年期になると、エストロゲンの分泌が目に見えて少なくなってしまうのです。 エストロゲンが減少すれば、膣内膜からの分泌物が少なくなり、丁寧な前戯をされても濡れにくくなります。またコラーゲンも同時に減少することになるため、膣内も固く萎縮し、ペニスを挿入されることで痛みを感じることになるのです。 エストロゲンの減少は加齢によるもので、病気などではありません。そのため改善しない限り、性交痛は増す一方になってしまいます。潤滑ゼリーで挿入がスムーズに!低エストロゲン対策
納豆などの発酵食品、ゴボウを始めとする食物繊維、豆腐に多く含まれるイソフラボンなど、バランスの良い食事を心掛けることで、エストロゲンの減少を遅らせることができます。 他にも婦人科を受診することで、HRT(ホルモン補充療法)を行ったり、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・加味逍遙散(かみしょうようさん)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などの漢方で治療するという方法もあります。 しかし食事療法や投薬治療では、性交痛の改善に即効性は望めないでしょう。そんな時は潤滑ゼリーなどを使用することをおすすめします。挿入前に膣内に塗ることで、性交痛を軽減させることができるのです。潤滑ゼリーはドラッグストアでも手に入れることができますよ。③精神的な問題!膣が狭くて入れられなくなる膣痙攣
「膣の入り口が固く締まりなかなか挿入できない」 「無理して挿入してみても強い痛みしか感じない」 膣痙攣という膣周辺の筋肉が収縮することで、性交痛を感じることがあります。 膣痙攣といえば「セックス中に抜けなくなり結合したまま救急車で運ばれる」なんて話も聞きますね。しかし本当の膣痙攣は挿入中になるだけではなく、挿入前から始まることもあるのです。膣痙攣は「膣の外3分の1の部分の筋層に、反復性または持続性の不随意攣縮が起こり性交を障害するもので、その障害によって著しい苦痛または対人関係上の困難が生じている」と定義されており、厳密に言えば、膣周りの筋肉が痙攣を起こすだけでなく、それにより性交時の挿入に障害が起きている状態、と言えます。 引用:LCラブコスメこれはどの年代の女性にもなる可能性があります。その原因はエストロゲンの減少・放射線治療・婦人科系統の病などさまざまな要因が考えられていますが、多くは心因性だとされています。