センズリの意味と語源|江戸時代から使用していた正式な言葉だった!?
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センズリの意味は「男性の自慰行為・オナニー」
「センズリ」とは男性のオナニーの事。英語ではマスターベーション、オナニーはドイツ語です。 オナニーと使い方や意味は一緒ですが、「センズリ」は男性が男性に対して言う言葉で、女性に対して「センズリこいてる?」とは言いません。 最近の言葉で言うと「シコる」ですね。では「センズリ」を使った例文を見てみましょう。 ・「センズリこいて(かいて)寝る」(オナニーして寝る) 小説でも度々「センズリ」は使用されています。おい牟田、こんなところでせんずりかくなよ、と仲間の一人がいった。 … 引用:東野圭吾『白夜行』より引用|用例.jp『容疑者Xの献身』で有名な、東野圭吾の小説でも使われていました。友人に対して「こんなところでシコるなよ」と声がけしている様子です。
学校でも、会社でも、いっそおめず臆せず、教授と学生、経営者と労働者、あいさつがわりに、せんずりを行えば、すくなくとも人間の雄であるという基本的な連帯感が生れるのではあるまいか。 引用:野坂昭如『エロトピア1』より引用|用例.jp「あいさつ代わりにオナニーを行えば(略)、人間のオスである基本的な連帯感が生まれるのではないか」という持論。非常にユニークな考え方ですね。戦争さえ起きないかも知れません。 主に昭和時代の男性会話に多く、古いヤンキー漫画でもよく使われています。有名な作品で言うと、『BE-BOP-HIGHSCHOOL』が印象的でした。 実写映画化もされ、大ヒットを記録した作品。40~50代のお父さん世代に絶大な影響力があります。作品内ではオナニーより「センズリ」が多く使われ、または「ズリセン」とも言われてました。
ペニスを手で幾千回も擦り続ける様から「センズリ」
センズリは漢字で「千擦り」。シコシコ擦る様子から名付けられています。千回は大げさですが、それ位擦りたくなる気持ち良さも表しているのでしょう。 大阪では「へんずり(返摺)」と言いますが、繰り返し擦るといった意味です。もしかしたら大阪地方は早漏の方が多いのかも知れませんね。 早漏の事を「三こすり半」と言いますが、これも「千擦り」から派生した言葉。漢字では「三行半」と書きます。通常が千回擦る事に対して、早漏がわずか3回程度でイッてしまう様子が語源とされています。
女性の場合は造語で「マンズリ」
「センズリ」の女性バージョンは、「マンズリ」。漢字では「万擦り」「万摺り」です。女性がオナニーする際、オマンコやクリトリスを擦る様子が発祥と言われています。 男性がチンコを「千回擦るからセンズリ」に対して、10倍の単位である「万回」とオマンコを掛けた洒落も効いていますね。女性の方が性欲が強いことも、意味しているのでしょう。 昔の女性はオナニーしなかったと思われがちですが、羞恥心から内緒にしてるだけ。実は70%以上の女性がオナニーをしています。 江戸時代には「張型(はりがた)」と呼ばれる女性用オナニーグッズがあり、大奥などで使われていました。 さらに古くは飛鳥時代から、女性のオナニーグッズは存在が確認されています。古代から女性は、男性に負けない位の性欲があったのですね。センズリの語源にはいくつかある!江戸時代の川柳にも登場!
オナニーを「センズリ」と言い始めたのは古く、江戸時代の川柳にも登場しています。 古い日本語には2つ以上の意味を掛けた、洒落た言葉が色々ありました。センズリにも「千擦」以外に「千摺」など、語源がいくつかあります。 またオナニーは幕末時代に「手淫」、明治初期に「自涜」と呼称されていました。「自涜」とは自らを汚すという意味です。キリスト教文化の浸透により、オナニーに対して罪悪感や嫌悪感が根付くようになりました。 しかし日本は元々、性にオープンな国。祭りの夜は不倫・乱交が草むらで行われたり、同性愛者の多さにフランシスコ・ザビエルが驚いたと言う記述もあります。オナニーに関する話も、古典や狂歌でも多く見られる程です。 ここからは「センズリ」の語源や意味から、日本におけるオナニーの歴史を紐解いていきましょう。江戸時代の川柳「千摺りは隅田の川の渡し銛 竿を握いて川をアチコチ」
「センズリ」の語源は古く、江戸時代の川柳にも登場していました。有名なものを解説しつつ、意味などをご紹介します。 ・「千摺りは隅田の川の渡し銛 竿を握いて川をアチコチ」 江戸時代は橋が少なく、隅田川には船で客を運ぶ「渡し」の船がたくさんいました。川を行き来する船頭さんを手に例えて、隅田川をチンコに見立てて歌ったものです。 ・「せんずりは日本一の富士の山 かいてみるよりするが一番(甲斐で見るより駿河一番)」 こちらは解りやすい洒落ですね。実際の富士山を見る景色のいい地方の名前と、オナニーの気持ちよさを掛けています。 深いようですが知ってみると意外とくだらない所が、古来の日本文化らしいですね。千摺(ろうそく)から垂れる「ろう」を精子に見立てた
センズリに使われる漢字の「千摺」は、元々ロウソクの事を意味する言葉です。 蝋が火に溶ける様子がザーメンに似ていることから、「センズリ」の語源になったと言われています。 現代よりロウソクが、日常的に使われていた時代だからこその発想なのかも知れませんね。
センズリは今もなおAV業界で利用されている言葉!
現在もオナニーより「センズリ」を使う事が多いのがAV業界。AVが一般的に広まった昭和時代、その名残りから業界用語の様に使われています。 女性がおっぱいでチンコを挟んでシゴく「パイズリ」も、センズリから派生したAV独特の造語です。今ではプレイ用語として広く馴染んでいますね。 これは監督や制作する側に、昭和世代の人間が多いこと。また閲覧する客がオナニーより、センズリが伝わりやすい層をターゲットにしているためでしょう。 「センズリ」を冠するタイトル作品も多く、検索すると数多くのオナニー動画がヒットします。 「Pornhub」や「Avgle」などアダルト投稿サイトの動画もありますが、コチラは男性がオナニーしている同性愛者向けが多いのでご注意下さい。 AVでは「センズリ」をきっかけとした、様々なシチュエーションの企画モノが多くあります。ここではそんな「センズリ」をタイトルに使った、有名なAV作品をご紹介します。センズリ鑑賞シリーズ
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センズリのお手伝いして下さい!
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センズリ見たら興奮しませんか?
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