中出ししてしまった時の妊娠確率は?効果的な避妊方法一覧を解説
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中出しして妊娠する確率は思っているより低い?
避妊せずにセックスをして中出ししてしまった場合、妊娠する確率はどのぐらいなのでしょう?気になる妊娠の確率を医師監修のデータを元に解説していきます。健康な男女が避妊せずにセックスして妊娠する確率は約30%
一年間、避妊なしでセックスをした場合の年代別妊娠確率が以下の通りです。こちらは海外のデータ(M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition より)になりますが、1年間避妊しないで性交渉をした場合の年代別妊娠確率は以下のように報告されています。 20歳~24歳 86% 25歳~29歳 78% 30歳~34歳 63% 35歳~39歳 52% 40歳~44歳 36% 45歳~49歳 5% 50歳以上 0%しかし厳密なセックスの回数やパートナーとなる男性の年齢が調査対象ではないので、あくまでも目安です。さらに1周期(月経初日から次の月経までの期間)に絞って確率を見るとこのようになります。引用元:婦人科ラボ
25歳 25%~30% 30歳 25%~30% 35歳 18% 40歳 5% 45歳 1%0代~30代前半では、中出しで妊娠する確率は3割以下。健康な若い男女でも妊娠する確率は意外に低いことがわかります。ですが「まだ結婚するつもりもないし…」と、妊娠を望んでいないカップルにとっては、かなり高い確率に感じますよね。 間違って中出ししてしまい妊娠しないか不安なら、万が一のことを考えて早めに対処するべきです。そこで次のパートからは、まずどのような方法を取ればいいのかを解説します。引用元:婦人科ラボ
緊急を要する場合はアフターピルで対応
中出し後の避妊の対応としては、まずは「アフターピル」という緊急避妊薬を検討してください。正しいタイミングで飲めば高い避妊率で妊娠を防いでくれます。アフターピルの避妊効果
アフターピルは妊娠の可能性があるセックスから24時間以内の服用で80~95%の高い避妊効果があるとされている避妊薬です。 妊娠するためには「排卵→受精→受精卵の着床」の一連の流れが滞りなく進む必要があります。アフターピルを飲むことで、排卵を抑制したり排卵そのものを遅らせて避妊できる仕組みです。価格と手に入れる方法
アフターピルは飲み薬ですが、薬局やドラッグストアなどでは手に入りません。婦人科を受診して処方してもらう必要がありますが、最近ではオンラインで処方してもらえるサービスもあります。どうしても病院にいけない時などは活用しましょう。 価格は薬の種類によって異なりますが、だいたい5,000〜20,000円程です。ただし医療機関では薬代とは別に診察料などが加算されるので、予算は少し多めに考えておきましょう。副作用はある?
アフターピルを服用した際によく見られる副作用は主に吐き気、腹痛、頭痛、眠気ですが、多くは24時間以内に収まるとされています。 他には、倦怠感や胸の張り、肌荒れや少量の性器出血などがあげられます。副作用の少ないタイプのアフターピルも存在しますが、その分値段が高いですね。どうしても副作用が心配な人は医師に相談してみましょう。もう失敗しない!自分でできる避妊方法
アフターピルはあくまで緊急時の最後の手段です。服用しても妊娠してしまう場合もあり、副作用もあります。不安な思いをしたり体に負担をかけないためにも、次のセックスからはきちんと避妊しましょう。 避妊方法は手軽にできるコンドームや、体内に器具を挿入する方法までさまざま。それぞれのメリット・デメリットを解説していくので自分に合った避妊方法を見つけてください。①コンドーム
引用:Amazon
メリット | ・正しく使用すれば妊娠も性病も防げる ・手軽にどこでも入手できる ・価格も安価 ・副作用などの心配がない |
デメリット | ・男性の協力がないといけない ・性行為のたびに装着が必要 ・男性主体の避妊方法である |
②低用量ピル
引用:ノリディ|オオサカ堂
メリット | ・避妊効果が高い ・生理痛などの症状も緩和される ・肌荒れが改善される |
デメリット | ・服用時間など薬の管理がめんどう ・血栓症などのリスクがある ・クリニックなどで診察を受けなければいけない ・性感染症の予防にはならない |
③殺精子剤
メリット | ・市販薬として手に入れられる ・セックスの前に膣内に薬を挿入するだけ |
デメリット | ・時間制限があり正しい利用が難しい ・薬剤漏れなど思わぬ妊娠を招く可能性がある |
④IUD
メリット | ・1度装着すれば年単位で避妊できる ・避妊率がかなり高い |
デメリット | ・自費診療のため高額 ・簡単に脱着できないの ・体質的に利用できない場合もある |
外出しは避妊失敗率が高い
避妊方法として外だし(膣外射精)を実行している人が意外に多いですが、膣外射精で妊娠する確率は22%と高いのでかなり危険です。 避妊が失敗する主な理由としては、射精前に出る「カウパー腺液」と呼ばれる透明の体液にも精子が含まれていることや、射精のコントロールが難しいことなどが挙げられます。 また医師の見解でも、膣外射精は避妊方法ではないとハッキリ言われています。腟外射精のパール指数は22%といわれています。すなわち1年間に腟外射精を行った100人の女性のうち22人(約4人から5人に1人)が妊娠するということです。腟外射精があった場合は避妊しなかった場合と同じ対処が必要です。もし相手に「少しだけ生でしたい」「中で出さないから大丈夫だよ」といわれても自分の身を守るためにも膣外射精はNOと言ってきちんと避妊しましょうね!引用元:アイレディースクリニック新横浜