2019年07月20日 風俗嬢の本音とぶっちゃけ話 PR
風俗通いが趣味である30代のサラリーマン視点で、さまざまな「嬢」との触れ合いを描いたマンガ『匿名の彼女たち』(講談社)。第1巻では、デリヘル嬢を自宅に呼んだ男性主人公が嬢の到着までに風呂や部屋を掃除する描写があります。 現在、最も多い風俗業態であるデリヘル(デリバリーヘルス)は、その名の通りホテルや自宅、レンタルルームなどに風俗嬢が出張して性サービスをする風俗です(セックス=挿入はありません)。お客が自宅に呼ぶ際は『匿名の彼女たち』の主人公と同様、「最低限、ベッド周りや風呂はキレイに掃除する」のがマナーと言われていますが、過去にデリヘルを経験した現・ソープ嬢のりりあさん(仮名/23歳)いわく、「掃除が行き届いていない部屋が多くてキツイ」といいます。 ・「汚い部屋のお客さんは地雷客」 りりあさんが一時期勤めていたのは、東京郊外で営業していたデリヘル。都心と比べるとホテルの軒数が少ないことが影響しているのか、「8割は自宅への出張だった」そう。しかし、出張した自宅のほとんどが「キレイとは言えない部屋ばかりだった」と……。りりあさんは特別キレイ好きというわけではありませんが、汚い部屋に行くのが耐えられず、そのデリヘル店は早々に辞めてしまったといいます。 「普通に物やゴミで散らかっていたり、掃除をあんまりしていないのか、フローリングがなんだかベタベタする部屋とかありました。ベッドのシーツが洗われていないことも多いです。そういう部屋ってお風呂もカビだらけだったり、ぬめっていたりするんですよね……。サービスの前後にシャワーを浴びるのは絶対なので、心の中で絶叫しながらシャワーを浴びた記憶です。一番衝撃的だったのは、3点ユニットバスのトイレの裏あたりになぜか空のペットボトルが大量に置かれていた部屋ですね。もちろんめちゃくちゃ汚かったです」 りりあさんが勤めていたデリヘル店は、初利用の客が自宅出張を希望した際、ドライバーが先に入って部屋に利用可能なお風呂があることと、プレイができる布団・ベッドがあること、複数の男性がいないかなどを確認するそうです。なので、“汚部屋”のリピーターはドライバーとスタッフの間で情報共有されていて、その客の家に向かっている最中などに「良い人だけど、部屋が汚いよ」などと言われるそう。 「でも、その“良い人”ってのも正直信用できなくて。あるお客さんの部屋も例に漏れず汚くて、ロフトの上にちょこんと置かれた汚いせんべい布団でプレイしなくちゃいけないことになったんですが、執拗に本番を迫ってきたんですよね。『片玉がないから本番しないとイケない』『ゴムをすると萎える』と言ってきて。ならNSソープにいけよって。しかも、一番短い時間で安く遊ぼうとしている人だったので、なおさら腹が立ちましたね。私的には汚い部屋のお客さんは地雷客だったことが多いです。店の『良いお客さん』基準がよくわからなかったのも早々に辞めた理由のひとつです」 お客さん側にとって、自宅に嬢を呼ぶことはホテル代を節約できるというメリットがあります(自宅バレはデメリットでもありますが)。しかし、清潔感があるお客さんが好まれるのと同様、嬢を自宅に呼ぶ際は、ある程度の掃除はすべきですよね。りりあさんも「汚い部屋は早々にプレイを切り上げて帰りたくなる」そうです。”