2019年07月20日 風俗部ニュース PR
昨年、あるお仕事で女性向け性感マッサージの体験レポートなるものを行いました。以前からそうした類のことに興味はあったものの、なかなか挑戦するきっかけがなかった私は、ウキウキでお仕事を引き受けたのですが……実際には体験中にイラッとすることが多々あり、「もう性感マッサージはいいや」という気分になりました。 ネットで探した女性向け性感マッサージ店に予約し、希望するプレイなどを伝えた上で(私は指を使った中イキ希望・挿入NG・性感マッサージは初めてだと伝えました)、都内のラブホテルで待ち合わせをしたのですが、そこに現れたのは40代後半くらいのおじさまでした。「若い頃は超モテたんだろうな~」と思わせるルックスで、きちんとしたスーツを着こなし、清潔感があったのは好印象でしたが、ちょっと愛想がないというか……。こうしたサービスを利用するのが初めてだった私は、どう接していいのかわからず戸惑っていると、おじさまが極めて事務的な態度で「一緒にシャワー浴びますか?」と一言。そんな気まずい雰囲気の中、「そうしましょうか」と誘いにのる女性はいるんでしょうか。いくら金銭的なやりとりがあるサービスとはいえ初対面ですよ? この先に待つプレイをスムーズに進めるためにも、もう少し会話を交わして打ち解けたほうがいいのではと思いました。 そうしてのっけから「ん?」と思うところがあったのですが、いざサービスが始まると違和感がどんどん増しました。そのおじさまはこうした職業に就いているだけあって、手マンやクンニの技術は高かったのですが(単純に気持ちよかったことと、2時間近く手マン&クンニをされ続けても、まんまんがまったく痛くなりませんでした)、挿入は法律で禁止されているにも関わらず、挿入しようとしてきたんです! それも2回も……。 勝手に挿入されそうになっただけでもすごく嫌で「やめて下さい」と伝えたのに、2回目となるともう完全に興ざめして中イキどころではなくなりました。結局、そんな気持ちで中イキができるワケもなく、「もういいです」とやめてもらいました。おじさまは中イキさせられなかったことについて謝りつつ、「途中で挿入しようとしたのは、挿入することで中イキをする女性も多いからで~」と言い訳をしてきました。そんなの知ったこっちゃありませんし、挿入での中イキは求めていません。そのことが私に不信感を抱かせ、中イキができない原因を作ったとはまったく考えないのでしょう。 また、おじさまは「女性がこうしたサービスを受けるというのは勇気がいることでしょうし、せっかく勇気を出して予約していただいたのに満足させられなくて申し訳ございません」と言っていました。そこまでわかっているなら、なぜこちらが嫌がっていた行為を繰り返し、恐怖心を覚えさせたのでしょうか。いくらこっちが予約したといっても、女性からすればラブホテルという密室に初対面の男性といるワケですし、そんな状況で勝手に挿入されそうになるなんて……人によってはトラウマになりかねません。私はただ気分を害されただけでしたが、断れずに無理矢理挿入されてしまった場合は強姦です。そんな事態にならず、本当によかったなと思います……。 また、最近性感マッサージを体験したというビッチ友達も「勝手に挿入されそうになったからもう行かない」と話していました。すべての女性向け性感マッサージ店で、私や友達が経験したような悪質な行為を行っているとは限りませんが、そんなトラブルがあるのも事実です。女性向け性感マッサージは男性向けのそれと比べてまだまだ普及していませんが、そうしたリスクがあるのも浸透しない要因のひとつなのかなと実感しました。