2017年07月03日 風俗部ニュース PR
11日未明、東京・池袋のビルの9階に入る風俗店「F」で、40代の男性店長が男に包丁で刺されて重傷を負った。直後、男は9階の非常階段から転落して死亡。警視庁は殺人未遂事件として捜査中だ。店長と男の間に何があったのか。 Fは電車痴漢プレーで有名な老舗イメクラで、JR池袋駅北口にある地下1~9階まで多様なジャンルを取り揃える“風俗ビル”に店を構える。11日午前0時過ぎ、「財布を忘れた」と告げて店を訪れた男は店長の背中と脇腹を刺した。男は直後、外の非常階段から、隣接するビルの間に転落死。土曜深夜の池袋は物々しい雰囲気に包まれた。 なぜ店長は刺されなければならなかったのか。池袋の風俗業界に詳しい関係者は「Fの内部事情に明るい者の犯行だろう。強盗ではなく怨恨じゃないか」と指摘する。 「現場から目と鼻の先に交番があって、犯行リスクが大きい。それでも盗みに入るなら、ビルで一番の人気店『J』に入るはず。地下1階のJは9階のFより逃げやすいし、金もある。女の子に稼ぎを渡した後でFにある金は50万円前後だろう。強盗傷害で6年以上の懲役を食らうのは割に合わない」 風俗にありがちなストーカー客の線も「直接、嬢を狙うよ」(前同)と薄そうだ。ゆえに、男は最初から覚悟の上で店長を狙った可能性が高い。 ビル内の同業者はFの抱えていた問題に言及する。「Fでは雇った男性従業員が嬢に手を出したり、金を盗んだりして、全然定着しなかった。 店長が強い口調で従業員を叱っているのをよく見かけたよ。厳しさについていけない従業員が先月も、うつ病のようになって辞めていった」と明かす。 きゃしゃな体格の店長が男を階段から投げ落とすことは難しい。重傷を負っていたらなおさらだ。「確実に店長がいる時間帯を知っていて、刺し違える覚悟で殺害を狙った人物の犯行だろう」(前同)。店長は辛うじて命が無事だったことだけが幸いだ。警察は男の身元について調べを進めている。 (エキサイトニュース)