2019年07月20日 風俗部ニュース PR
早朝の歓楽街、人気(ひとけ)もまばらで夜とは打って変わって気だるい空気が流れる中、この時間帯に1日のピークを迎える一角がある。朝一番から営業を開始する風俗店では、遊び方を知る好事家たちが日々「朝活」に励んでいるという。 「今、朝に遊ぶ風俗はかつてない盛り上がりを見せています」 そう語るのは風俗情報誌『俺の旅』編集長の生駒明氏だ。 「早朝帯に大胆な値引きをしているお店は増加の一途をたどっていて、高級店のなかには、通常より2万円近くもお得な朝限定のコースを設けている店もあり、それ狙いの常連も多いですね。しかも、朝イチなら女のコたちもその日はまだ“処女”。得られるメリットはお金だけではないんです」 だが、歌舞伎町や池袋、吉原といった代表的な歓楽街を早朝、実際に歩いてみても、イマイチ盛り上がっている気配はない。 「それには明確な理由があります。朝に遊び慣れた人はフラフラと歩きながらお店を品定めしたりはせず、風俗情報サイトや各店のSNSなどであらかじめ吟味し、前日のうちに予約をして直行しています。なので、外からは流行っているように見えなくても、店内はお客さんでぎっしりという人気店も珍しくありません」 昨今、その盛り上がりは全国各地の歓楽街に波及しているという。 「ススキノ、中洲、福原などでは大衆店を中心に早朝営業が活況です。“先着10名様”などの特別割引を実施しているところがあり、そういったサービスがある店舗ではお客さんが殺到しています」 客と嬢、店舗側、各々にメリットが存在 実際、朝活風俗が日常に組み込まれている人も増えている。 「朝、風俗に行くのは、ジム通いやジョギングと同じ感覚。抜いてスッキリすることで頭がクリアになるので、習慣になっています」(43歳・建設) 「出社せずに営業先に直行することが多く、横浜方面の得意先を回る月1~2日はいつもより2時間ほど早い6時すぎに家を出て、川崎堀之内の早朝ソープで朝風呂するのがルーティンになっています」(42歳・機械) そして、「朝活風俗」ブームの到来を感じているのは客だけではない。吉原のソープ店で店長を務める田中幸一さん(仮名・45歳)は、昨今の朝帯の繁盛をこう語る。 「朝イチからのお客さまは確かに増えていて、8割以上予約で埋まってしまう日もある。料金は1日の中で最も安く設定していて、ショートコースが中心ですが、回転率がいいので実はとてもおいしいんですよ。規制の影響もあって、最近では夜中までやっているお店はずいぶん減っていますが、その分、早朝に力を入れてるという流れができています」 また、こうした潮流を歓迎するのは働く女のコたちも同様だと続ける。 「朝限定の割引を実施している店が多いですが、基本的に女のコの取り分は変わらないうえに、出勤前のお客さんだと一発抜いたら、セットの時間の終了を待たずにサクッと切り上げる方も多いので、ストレスなく働けると女のコからの評判も上々です。以前は早朝の風俗では夜中働き通しのコが出てくるイメージがあったかもしれませんが、最近ではむしろ朝イチからお店で働き、学校や別の仕事に午後から行くといった生活を送るコが主流な気がします」 5/9発売の週刊SPA!に掲載されている特集『朝活風俗ブーム潜入ルポ』では、上記のような「朝抜き族」たちがあらゆる角度から朝活風俗の魅力を提言。もしあなたが夜型の風俗愛好家ならば、ぜひこの特集を参考に自身の風俗ライフを見つめなおしてほしい。<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部> (日刊SPA!)