働く女性が増えている!?出稼ぎ風俗嬢という働き方

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「北海道から外に出るのも飛行機に乗るのも初めてだったんですよ」  札幌で医療系の専門学校に通う田中麻里さん(仮名/18歳)は童顔に道産子らしい白い肌が印象的。はきはきと答える姿は初々しいが、彼女もまた春休みを利用して上京、横浜の痴漢イメクラ「ラブステーション」で働いている。  風俗で働くことにしたのは、実家に余裕がなく、2年間で300万円近くかかる専門学校の学費を自力で払うため。札幌には大歓楽街のススキノがあるが、彼女は出稼ぎで横浜に行くことを選んだ。 「ススキノで働く友達は周りにけっこういたんで、それほど抵抗はなかったです。それよりも風俗店が多い分、競争が激しくって思ったよりも稼げないんですよ」  出稼ぎのきっかけは経験者の友人。「横浜の店舗型が稼げる」と聞き店に自ら連絡をいれたという。 「知らない土地に飛び込むのは、不安でしたが、お店が旅費も出してくれるし、寮があるのも大きかったです。寮は店から近いワンルームのアパートで、テレビなど家具、エアコン完備で快適です」  「ゆあ」という名前で働く彼女はこの日は朝9時に出勤。18歳の制服姿という“リアルさ”に惹かれるのか、22時までの間に9人が指名を入れる人気ぶりだった。 「店舗型はスタッフさんが近くにいるから、デリヘルと違って安心して働けます。給料は日払いで最初は、『こんなに貰えるのか!!』と驚きました。稼ぎはすすきの3倍近くになるかな。疲れるときもあるけど、どんどん貯まっていく通帳をみて『よし頑張るぞ!』ってヤル気が出るんですよね」  週一回の休みには、中華街に行き旅行感覚も同時に味わったと楽しそうに話す。いいことずくめに聞こえる出稼ぎライフだが、唯一、故郷を離れた孤独感に襲われることがあるという。 「元々寂しがり屋なので、休憩時間や仕事上がりは男女問わず友達にLINEを送りまくってます。自宅から大好きな“ウサギのぬいぐるみ”を持ってきたので、毎晩抱きしめて寝ていますよ(笑)」  取材当日で残りの出稼ぎ期間は4日。現在、彼女は地元札幌に戻って専門学校生とバイトの二足の草鞋で忙しい日々を送っている。 「地元が好きなのでやっぱり札幌にいたい。でも凄く稼げるのは確かなので、次はGWあたりにまた横浜か、行ったことなくて観光もできる地方に出稼ぎしようかなって思っているんですよ」 (出典:週刊SPA!)
近年、「出稼ぎ風俗嬢」として働く女性が増えているようだ。 ネットでエッチな情報を検索していると、「1日5万円保証」などという出稼ぎ風俗嬢の募集広告に、たまたまぶち当たることがある。 ちょっと前まではそういった募集を見ることはなかったから、最近の風俗業界では、出稼ぎ風俗嬢が欠かせない存在になっているのかもしれない。 出稼ぎ風俗嬢として働くメリットは、短期間でお金になることと、地元バレしないこと。 風俗嬢として働く場合に気になることのひとつが、「知ってる人が客で来たらどうしよう」ということだ。 中には、「親戚のおじさんが客で来た」という笑えない話も本当にあるようだから、地元バレは風俗嬢にとってはかなり深刻な問題といえるだろう。 自分の生活圏からできるだけ離れたほうが、こういった地元バレや親戚バレが減るのは当然のことである。 また、記事にもあるように、遠くへ出稼ぎに行くと、ちょっとした旅行気分も味わえる。 それと、これはちょっと言いにくいことだが、あまり人気のない風俗嬢の場合は、出稼ぎのほうが稼げることが多いようだ。 なぜなら、出稼ぎなら「1日5万円」などの日給保証があるからだ。 普通に店に勤める風俗嬢の場合は、1日5万円稼ぎたかったら、それだけ指名客を取らなければならない。 多くの指名を取るにはそれなりに努力も必要になるが、出稼ぎならその努力なしに保証された金額を手にすることができるというわけだ。 このように、出稼ぎは風俗嬢にとって大きなメリットがあるのだが、店側にとってはどうだろうか。 もちろん、店だってメリットがあるから、出稼ぎ風俗嬢を受け入れている。 そのメリットとは、出稼ぎ風俗嬢を使えば、新しい女性を次から次に入れ替えることができる点であろう。 風俗店に来るお客の大半は、常に新顔の女性を求めているといっても過言ではない。 だから、店としてはドンドン風俗嬢を入れ替えたいところだが、店で採用した場合はそういうわけにもいかない。 しかし、出稼ぎ風俗嬢を使えば、風俗嬢を入れ替えるのと同じことが容易に実現できるわけだ。 こういうわけで、出稼ぎ風俗嬢は働く女性も受け入れる店側も、双方にメリットがあることになる。 このように、「出稼ぎ風俗嬢」は、需要と供給の微妙なバランスの上に成り立っているといっていいだろう。 記事に紹介された女の子も、いずれまたどこかに出稼ぎ風俗嬢として働きに行くだろうし、それを待ち望んでいる店と客は日本中にいるのである。