女子大生AV女優が引退後OLとしてチャッカリ就職→結婚ってどうなの？
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一説では常時6000人が活動しているというAV女優。毎年多くの女性が業界の門を叩く一方で、引退後には一般企業で働く人も多い。おおっぴらに経歴を話しづらい彼女たちはどんな職を選んでいるのか……。新社会人が数多く入ってくるこの季節に、彼女たちの姿を迫った。 大金を得てもブレない志望。「お堅い経理の仕事がしたい」 まるでAV女優とは思えないような落ち着いた雰囲気をまとう加藤優香さん（仮名・21歳）は、都内の4年生私大に通う現在大学3年生。3月から解禁される会社説明会の予約を入れたり、就活塾に通うなど就活への準備に余念がない。 「第1希望は化粧品会社で、第2希望は食品会社。理想としては花王やコーセーに入りたいのですが、特に経理の仕事がしたいんです。ひとまず20社ほどは受けますね」 経理職への思い入れは強く、会計・財務の資格も取得を目指しているという。そんな真面目な彼女が、なぜAV女優になったのか？ 「大学の先輩に、社会人になってから4、5年はお金が貯まらないと聞いたのが大きいです。もともと母子家庭で奨学金返済もあり、アルバイトの掛け持ちもしていた時期もありましたが、忙しすぎて勉強ができなくなっちゃったんです。でもキャバクラとかだと女性の集まりが苦手だし、風俗は見ず知らずの男性相手も怖いし……。結果的に、消去法で残った多く稼ぐ方法がAV女優だったんですよ」 現在の所属プロダクションに自ら応募。そして昨年9月から素人モノ、企画モノを中心に約20本ほど出演。大金を手に入れたが、金銭感覚は狂ってないようだ。 「経理志望ということもあって、長く家計簿をつけているんです。AV女優になってからも毎月の自分の出費は5万円以内と決めていて。大好きな化粧品をちょっと買う程度にしています」 管理能力が高い彼女は身内にバレるのを防ぐため、SNSなど女優としての宣伝は一切やらない。さらにアリバイ工作も行っている。 「現在もお弁当屋さんのアルバイトを週一回ほど続けています。これなら母親も私が多少お金を持っていても疑わないので」 親さえも簡単に欺くガードの堅さもあり、就職後も「バレる確率は低い」と話すが、唯一気がかりな点があるとか……。 「たまにファンの方と会う機会があるですが、お客さんは年配の方が多く、そのなかには数人の“人事担当”の方もいて……。私の就活の話をして『お互い会ったら気まずいね』なんて話しています（笑）」 経理志望の堅実さ、そしてAVで得た大胆さを武器に、彼女の就活戦線がいよいよ始まる。 （出典：日刊SPA！）若い頃の一時期、AV女優として出演して引退し、何食わぬ顔で就職したり結婚したりする女性は、相当な数にのぼるのだろうなと、この記事を読んで感じたのは筆者だけではないはずだ。 もしかすると、会社で隣の席に座っているOLがそうかもしれないのだ。 そして、近い将来彼女たちは、何食わぬ顔で誰かの妻の座におさまることになる。 そう考えると、何も知らずに結婚する男が気の毒になるが、それを他人事だと笑ってばかりはいられない。 なぜなら、その気の毒な男というのは、もしかすると自分かもしれないのである。 元AV女優の多くは、引退後の生活があまり幸せとはいえないようだ。 その一番の原因は、やはり簡単に大金を手にしてきたことが挙げられる。 1日働いて数十万円を手に入れる生活が身に着いたら、もう月収20万円のOLの生活には戻れなくなってしまう。 だから、引退しても普通の仕事はできないし、かといってAV女優のように稼げる仕事が他にあるわけではない。 つまり、売れなくなった芸能人と同じ道を、彼女たちもたどることになるのである。 しかし、この記事に出て来る元AV女優は、健全な考え方を持っているから大丈夫だろう。 彼女は、「社会人になってから4、5年はお金が貯まらないと聞いた」から、その分をAVで稼ごうとしたにすぎないのである。 つまり、この女性はAV女優を始める前に、自分でタイムリミットを設けていたわけだ。 だからAVにのめり込むこともなく、目標の金額を稼いだらさっさと引退してしまった。 しかも、AV女優で大金が入っても、毎月の出費は5万円以内に抑えていたというから、金銭感覚もしっかりしている。 これは、きわめて賢明な考え方だといえるだろう。 さらに、親バレしないように弁当屋のアルバイトまでしていたというから、大した念の入れようだ。 記事には書かれていないが、きっと彼氏にバレない対策にも、万全を期していたに違いない。 こんな女性なら、将来結婚して不倫しても、絶対バレないようにアリバイ工作するんだろうな、などとよけいなことまで考えてしまった。 いずれにせよ、彼女は目標とゴールを決めてAV女優を始めて、予定どおりにキッパリと足を洗うことができたから、いわば「成功例」といってもいいだろう。 しかし、彼女のような例はむしろ少数で、実際には「元AV女優」であったことが災いして、その後の人生を大きく狂わせてしまった人のほうが多いのではないだろうか。 これはちょうど、風俗嬢の引退後と似ているような気がする。 風俗嬢になるとき、「〇〇万円貯めたら辞める」とか「半年で辞める」など、はっきりした目標や期限を決めてそれを実行した人は、おおむねその後の人生を平穏に過ごせているようだ。 しかし、目標もなく風俗嬢になった女性の多くは、その後もズルズルと風俗の世界に身を置くことになり、幸薄い人生を歩んでいる例が少なくない。 AV女優も風俗嬢も、OLとは比較にならないほどの大金が稼げる点が共通している。 どんな人でも、一度派手な生活が身に着いてしまうと、そこから抜け出すのはなかなか難しいようだ。
