2019年07月20日 AV女優 PR
AV業界に激震が広がっている。無修正アダルト動画のインターネット配信を手助けしたとして、出演した女優や男優まで逮捕されたのだ。ネット上では有名AV女優の無修正モノも数多く配信されているが、法曹関係者は「摘発対象になりうる」と指摘する。[夕刊フジ] わいせつ電磁的記録頒布(はんぷ)幇助(ほうじょ)容疑で逮捕されたのは、無修正動画の撮影現場にAV女優を派遣した芸能プロダクション「ディクレア」社長の石崎宣行容疑者(35)や同社従業員ら計5人。中には出演していた元女優の西川ゆい(25)と男優も含まれていた。 撮影した無修正動画を米国の動画サイト「カリビアンコム」で配信したAV制作会社の社長らも1月に逮捕されている。 西川は2013年に「現役女子大生!! ゆるかわインテリ18歳 AVデビュー!!」でAV界入りし、オムニバス物を含めて約200本に出演。1月にブログで引退を表明した。 無修正AVをめぐり、出演した女優や男優まで立件するのは異例だが、弁護士の高橋裕樹氏は「無修正動画を野放しにさせないためのみせしめではないか」とみる。 「11年に刑法175条のわいせつ物頒布等の罪が改正され、電気通信によるわいせつ物の送信も頒布に含まれるようになった。海外のサーバーを利用すれば国内では処罰されないとして配信を続ける業者もいたが、14年の最高裁判決で配信業者の有罪が確定し、その理屈が通らないことが認められた」と高橋氏は解説する。 AV女優の無修正動画はネット上で数多く見受けられる。カリビアンコムに限っただけでも、「NGプレーなし」とうたわれたAや、ストリップ出演でも知られる超巨乳のB、大手レーベルとの専属契約でデビューしたロリ系のC、大物タレントがお気に入りだと公言するDなどのあられもない姿が…。高橋氏は、彼女たちも「摘発の対象になりうる」というから大変だ。 「ネット上にわいせつ物が見られる状態で置かれていることは犯罪が継続中だということで、いつまでも時効が成立しない状況にある。『無修正』をウリにした作品は今後も目をつけられることは間違いない」 (出典:産経ニュース)