2019年07月20日 AV女優 PR
AV出演強要などが問題になる一方、親が認めたAV女優も増えているという最近のAV業界。そんな彼女たちの親子関係をまとめた『うちの娘はAV女優です』も出版された。その中の一人に、48歳でAV女優デビューを果たした一条綺美香がいる。彼女は、女性ならではの形に残る仕事がしたくてAV女優を選んだ。 親に打ち明けたのは2本目の撮影が終わったころ 現在発売されているアダルトコンテンツでもっとも人気があるジャンルの一つに「熟女もの」がある。「熟女」といってもその幅は広く、主に30代以上の女性を指すことが多い。ときには25歳以上の「アラサー女子」も熟女として扱われる。 AVメディア研究家の安田理央氏は、著書『痴女の誕生』(太田出版)で「大手通販サイトDMM.R18で2015年3月中に発売されたAVは2087タイトル」、その中で「“熟女”もしくは“人妻”のタグがつけられた作品は653タイトル。つまり全体の30%以上が熟女・人妻をテーマにした作品ということになる」とその人気の高さを述べている。 これまでの登場人物は20代の女優であったが、アダルトメディアを全体から眺めると「熟女もの」のカテゴリーは避けて通れない。確かに30歳近くになるとどんな仕事であれ、親の承諾などは必要ないし、たとえ親に反対されたからといって辞める必要もない。特に性風俗に関する仕事についてはあえて親と話す必要性も低いだろう。筆者の同業者の中にも「きっとAV業界なんて田舎の両親には想像がつかない世界。下手に心配されても困るので最初から仕事に関してはあまり話をしない」という向きも少なくない。一方で血のつながった肉親に自らの仕事をどんな風に説明するのか、どんな対話を重ねていくのか、という点に関しては年齢の上下は関係ないようにも思える。 「この仕事をしていることを親に打ち明けたのは2本目の撮影が終わったころですね。いろいろタイミングを見計らっていたんですけど、父親がほろ酔いで、応援している野球チームが勝って機嫌がいいときに面と向かって切り出しました」 そう語るのは人気熟女女優の一条綺美香だ。現在52歳の彼女は2012年に大手メーカーSODクリエイトから「48歳 AV DEBUT」でデビューした。 (出典:東洋経済オンライン)