オナニーは麻薬と一緒の効果がある!メリットは多いが恐ろしい中毒症状も

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性や身体の悩み PR

オナニーによって分泌される脳内麻薬について、わかりやすく解説します。オナニーで増えるドーパミンには気分を高揚させる麻薬と同じ働きがあり、過度にハマると異常行動などの依存症となります。一方で適度に楽しむ分にはメリットも多いので、気持ちよく楽しむための正しい知識を身に着けましょう!
  ■この記事を書いている人  

■テツヤ 男の欲求とロマンを追い求めるライター。モテテクやエロ話はもちろんだが、健康・医療のスペシャリストでもあり、人体の構造から見る本当に気持ちいいオナニーやセックスを解説。メンズライフを充実させるための健康管理にも精通しています。

  記事の全体を10秒で読む【こちらをクリック】 ■オナニーで分泌されるドーパミンは麻薬と同じ効果があり中毒になる ■オナニーで分泌される脳内麻薬「ドーパミン」とは? ■薬物・喫煙・酒・ギャンブル中毒者は脳内麻薬「ドーパミン」を欲しがっている ■「ドーパミン」に似た脳内麻薬成分 ・ノルアドレナリン・アドレナリン ・エンドルフィン ・セロトニン・メラトニン ■脳が常に快楽を欲しがってしまうオナニー中毒者も ■オナニーで増える脳内麻薬「ドーパミン」にはメリットもある ・やる気が高まる ・ポジティブ思考になる ・集中力が高まる ■【結論】オナニーはメリットも多いので適正回数を意識して楽しもう ■オナニーで増える脳内麻薬には良い点と悪い点がある

オナニーで分泌されるドーパミンは麻薬と同じ効果があり中毒になる

オナニーをするとドーパミンなどのホルモンが分泌され、これは麻薬と同じような作用を持っています。一時的には強い幸福感や満足感をもたらしてくれますが、その依存症になれば人生に支障をきたすほどの中毒症状があらわれることも。 もちろんドーパミンは本来「やる気ホルモン」と言われ、ポジティブ思考や集中力アップをもたらしてくれます。オナニーによる脳内麻薬は、気持ちよく慣れる範囲で楽しむのが正解で、依存症になりそうなら一旦止める事も必要ですよ。

オナニーで分泌される脳内麻薬「ドーパミン」とは?

オナニーをすると、脳内では様々なホルモンが分泌されて身体や心に変化を与えていきます。「やる気ホルモン」として知られるドーパミンもその1つで、射精直後にはドーパミンが大量に分泌されて「多幸感」「満足感」などが得られ、燃えたぎった性欲を鎮める賢者タイムが訪れるのです。 このようにドーパミンはオナニーによる快感、満足感に大きく関わっており、人間の脳はドーパミンによる幸福を記憶します。しばらくオナニーしないと下半身がムラムラしてくるのは、実は脳がドーパミンを求めているサインでもあるのです。 脳に幸福感を記憶させて求めるようにする性質は、実は麻薬とそっくり。このためドーパミンは「脳内麻薬」とも呼ばれています。脳内麻薬であるドーパミンが過剰分泌されると、麻薬中毒者のように依存してしまうのです。

薬物・喫煙・酒・ギャンブル中毒者は脳内麻薬「ドーパミン」を欲しがっている

一度ハマると抜け出せない、恐ろしい依存症を形成する麻薬。麻薬は脳内に強烈な多幸感や全能感をもたらし、脳はその快感を記憶します。脳が一度記憶した快感を、再び求めるようになる仕組みを「脳内報酬系」と言い、薬物中毒者はこの脳内報酬系に縛られているのです。 あまりに脳内報酬系の作用が強すぎるために規制されている麻薬でなくとも、実はタバコ、酒、ギャンブルなどの依存症患者も同じように脳内麻薬の虜になっています。酒やタバコでいい気持ちになったり、ギャンブルで大勝した時にはドーパミンが分泌されており、この快感を再び求めてしまうんですね。 そしてオナニーによってドーパミンが分泌されるのも、このような依存症に陥ってしまう危険性を秘めているのです

「ドーパミン」に似た脳内麻薬成分

オナニーをすると大量のドーパミンが分泌されますが、脳内麻薬と呼ばれるホルモンはこれだけではありません。脳内報酬系を強く刺激するドーパミン以外の脳内麻薬ホルモンについても、わかりやすく解説します。

ノルアドレナリン・アドレナリン

アドレナリン・ノルアドレナリンはドーパミン以上に有名なホルモンかも知れません。一般的にアドレナリンは「気持ちが高ぶったき」に分泌されるホルモンとしてよく知られており、アドレナリンは身体に、ノルアドレナリンは脳に作用して身体を活動モードにします。 ノルアドレナリンは交感神経を優位にさせて、体全体をあらゆるストレスに対応するための戦闘モードを導くホルモン。この気分の高揚感が、脳内麻薬として強く作用するのです。大声を出したり激しい運動によって、アドレナリン分泌を増やす事が出来ます。

エンドルフィン

エンドルフィンは脳内麻薬の由来ともなったホルモンで、手術用の麻酔として使われたモルヒネと似た作用を持っています。強い痛みや身体的ストレスを感じた時に分泌され、本物の麻酔薬であるモルヒネの6.5倍もの鎮痛作用があるとされているのです
肉体的苦痛に際して脳内で生成されるβ-エンドルフィンの鎮痛効果はモルヒネの6.5倍と言われており、また脳内麻薬の呼称は多幸感をもたらすことから来ている。 引用:Wikipedia
手術用の麻酔薬よりも強い鎮痛作用を、人間は自分の脳内から出すことができるのです。生命の進化って凄いですよね。

セロトニン・メラトニン

セロトニンは「幸福ホルモン」として知られており、主にリラックス効果や幸福感・安らいだ気持ちをもたらしてくれます。セロトニンは起床時に日光を浴びると分泌され、分泌されたセロトニンは夜になるとメラトニンに変わり「睡眠ホルモン」となるのです。 メラトニンは睡眠を導く作用があるため、気持ちよく眠りたいなら朝にしっかり朝日を浴びてセロトニンは増やしておくのが重要。しかしセロトニンもメラトニンもバランスが崩れて過剰分泌すると、倦怠感やうつ病の原因となるため、やはり麻薬として注意が必要です。

脳が常に快楽を欲しがってしまうオナニー中毒者も

脳内麻薬ドーパミンがもたらす快感に依存してしまい、オナニー中毒となってしまう方は少なからず存在します。2020年12月4日にヤフーニュースで紹介された事例では、30代で1日8回ものオナニーをしてしまうケースがありました
およそ5年前から過度なマスターベーションに耽るようになったEさんは、一度「自慰スイッチ」が入ると、マスターベーションをするためにトイレの個室にこもってしまうのだという。それは自宅だろうが、職場だろうが、時間や場所は一切問わない。 引用:ヤフーニュース
この方の場合は、仕事中であろうがムラムラしてしまったら我慢できなくなり、トイレに籠もってオナニーしてしまうそうです。1日5回を超えてくると射精もなく、ペニスから流血する場合もありますが、それでもローションを塗ってシコシコせずにはいられない。 ここまで重症だと「性依存症」と呼ばれる立派な病気で、専門クリニックを受診したそうです。オナニー中毒の症状は「ムラムラしたら我慢できない」「射精せず痛みがあっても辞められない」「仕事や人間関係に大きな支障が出ている」などがあり、この自覚がある方は専門クリニックでの治療も検討しましょう。 〇関連記事:何回してればオナニー中毒?判別方法と改善法を紹介

オナニーで増える脳内麻薬「ドーパミン」にはメリットもある

ドーパミンの悪い面ばかり書いてきてしいましたが、ドーパミンにはメリットも沢山あります。適度に分泌されるぶんには脳を活発化させる「やる気ホルモン」として、人間活動に不可欠なドーパミンのメリットは、以下のとおりです。

やる気が高まる

目標を達成するために何年間も努力できるのは、人間だけです。人間は成功や快感を感じた際に分泌されるドーパミンの刺激を覚えており、脳がその刺激を再び求めることで「やる気」を引き出すのです。 これは大脳が大きく発達した人間に特に顕著な機能で、これこそが脳内報酬系の真の役割。目先にニンジンがぶら下がっていなくても、かつての快感を思い出して頑張れるのはドーパミンのおかげなのです。

ポジティブ思考になる

ドーパミンはやる気を引き出し、直接的に脳を刺激してポジティブ思考をもたらします。ポジティブの真逆である「うつ病」は、ドーパミン不足によるものと考えられており、脳を刺激してポジティブ思考を引き出してくれるドーパミンは、心の健康のためにも重要なんですね。

集中力が高まる

ドーパミンは脳の機能を高めて、集中力を増してくれると言われています。仕事をするにも勉強をするにも、集中力が続かない方はドーパミンが足りていないのかも。適度に休憩すると集中力が戻る経験は誰にもあると思いますが、これも実はドーパミンの働き。 オナニーほどでは無いにせよ、適度な休憩によるリラックスがドーパミン分泌をもたらし、集中力を取り戻してくれるんです

【結論】オナニーはメリットも多いので適正回数を意識して楽しもう

オナニーをして射精すると、目に見えない脳の中では様々なホルモンの働きが起こっています。やる気ホルモン「ドーパミン」は、適度であれば脳を刺激して満足感を与えてくれ、ポジティブな効果が沢山あるのです。 脳内麻薬と言われるくらいですから、過剰になると悪影響があるのは当然のこと。オナニーは適度な回数を意識して楽しむのが正解で、オナニー中毒になってしまいそうな自覚があるなら要注意。年齢ごとの適切なオナニー回数は、関連記事を参考にして下さい。 〇関連記事:男性のオナニー頻度(平均回数)と適正回数が判明【医学的根拠あり】

オナニーで増える脳内麻薬には良い点と悪い点がある

オナニーで増える脳内麻薬について、まとめて解説してきました。適度な回数を保っているうちは、ドーパミンによる集中力アップなど良い点が多いオナニー。しかし一度脳内麻薬の依存症となってしまえば、恐ろしいデメリットもあるのです。 記事で紹介したオナニー中毒の男性のように、仕事や人間関係にまで支障をきたすようでは気持ちいいオナニーではありませんよね。逆にドーパミンのメリットであるポジティブ思考や集中力を保てるように、節度を持ったオナニーを楽しみましょう! 以上、風俗部編集部からのお届けでした。 ◯関連記事 ・オナニーでのドーパミン分泌で起こる体への影響|快感増加やオナニー依存症もオナニー依存症(中毒)を克服する方法|克服する際にやってはいけない行動も紹介