悪質風俗店|顧客を騙す。風俗店員の巧妙な接客テクニック

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風俗で遊ぶ際、一番最初にやり取りする相手は風俗店員、スタッフなのは皆さんもよくご存じかと思います。 よく利用される方なんかは顔見知り、もしくは電話越しではあるけども知り合いに近い印象を抱いているかもしれません。 しかしそんなお客様の中には、『あの風俗店のスタッフは信用できる』と意気揚々と話している方をよく見受けますが、それは間違いです。 世に出回る悪質風俗店では接客技術に磨きを掛け、どんなキャストでも顧客に売り込もうとしています。 彼らは『如何にお客様を騙せるか』と言う所に力を入れているのです。 今回はそんな悪質風俗店で使われる、スタッフの接客テクニックについて解説していこうと思います。

店舗側の想定内の値段で納得させる

そもそも風俗店には『これ以上値段は下げられない』という基準が決められています。 もちろんそれは働いている従業員全てに通達されている事であり、誰が受付をしても同じ事です。 それを上手く言い回す事で風俗店員は顧客に『得をした』という感情を抱かせます。 ちなみにスタッフには『フリーの値段まで』値引きの権限がある場合が多いです。 逆を言えばスタッフ相手にいくら交渉してもフリーの料金以下にはならない、と考えて良いでしょう。 顧客に対して『限界まで頑張りました』と誠意を見せるフリをして、実際は想定内の値引きで収めているのです。 そして『他の方には絶対に内緒ですよ』なんて言い方をして、他の顧客が実際にいくら払っているかという情報に関して口外させない様にします。 そうする事で顧客は『自分は特別な割引を受けている』と錯覚し、店員の請求額で支払いに応じるのです。

顧客を信用させるテクニック

多くの風俗店では実在するキャストのマイナス情報をお客様に伝える事が出来ません。 それは何かしらの経路でそのキャストに、お客様へマイナス情報を流した事がバレれば、スタッフや店舗に対して不信感を抱かせるきっかけになってしまうからです。 そうなってしまえばキャストの間でも『あのお店はキャストの悪口を言って集客の邪魔をする』と、その噂は広がり、キャスト不足に陥ってしまいます。 これを回避する為に、ほとんどの風俗店は在籍キャストのマイナス情報を顧客には伝えないのです。 それに対して悪質風俗店には多くのダミーパネルが存在します。 ダミーパネルというのは、実際には在籍していないキャストのパネルの事で、その店舗を辞めてしまったキャストのものを使っている場合がほとんどです。 そしてこれを使用する事で顧客からの信用を得ようとします。 まず顧客に気になるキャストがいるかどうかを確認し、ダミーパネルを指名された時に 『あ~…確かにこの子は可愛いんですけど…。お客様から何件かクレームが入っているんですよね』と、そのダミーパネルのキャストの評価が下がりやすい言葉を並べます。 お客様にその情報を聞かせる事で、クレームが入るくらい不人気な子なのか…と考えさせるのです。 しかし実際には存在しないキャストですから、どれだけ悪口を言おうとお店には関係がありません。 そしてお客様は思います、『こんな正直に嬢の事を教えてくれるなんて、信用できるスタッフだ!』と。こうなれば後はスタッフの思うツボです。 お客様の好みを聞きつつ、それに合いそうなキャストをオススメです!と紹介すれば簡単にそのキャストを指名してくれます。 本当は仕事がつかずに暇しているだけのキャストとも知らずに…。

指名させたいキャストを選ばせるテクニック

悪質風俗店は『本番が出来るかもしれない』というニュアンスを上手く残して、キャストを指名させるところもあります。 ヘルスサービスであるホテルヘルスやデリバリーヘルスでは、この本番を求めるお客様が多いからです。 そういったお客様を騙すためによく使われるテクニックは、接客の『内容』が良い、というワードを使ったものになります。 指名させたいキャスト以外をお客様から要望された時に、『この子は接客の内容についてはお客様から聞かないんで分からないですけど~』と接客の内容に関して曖昧な勧め方をします。 そしてすかさず『ちなみにこっちの子は「接客の内容が良い」ってお客様からは評判ですよ』と、誘導するのです。 実際にそのキャストが本番をしていなかったとしても、店舗側は明言している訳では無いので顧客からクレームが来ようと柔軟に対応出来ます。 本番を求めようとする顧客を上手く手の平で転がす、悪質風俗店の常套手段とも言えるでしょう。 もう一つ、お客様の意見を聞いているふりをして実際にはお店側が指名して欲しいキャストへと誘導している場合があるのです。 そういった思惑を持つ店員は必ずと言って良い程、キャストを紹介する前に『顧客の好み』について聞いてきます。 特に見た目の好みでなく、性格や内面的な好みを聞いてくる場合は要注意です。 優しい・エロい・明るい等の、誰にでも当てはまる様な特徴をお客様の口から引き出す事で、スタッフのペースへと引き込みます。 そして『お客様の好みで言えば○○ちゃんですね』と、さも顧客の好みに応じたキャストを紹介している様に勘違いさせるのです。 この口車に乗って指名してしまうと、人気も無い平凡なキャストや地雷嬢と遊ぶ羽目になってしまいます。

ダミーを使って特別待遇を受けた様に感じさせる

ダミーパネルと実在するキャストのパネル写真を織り交ぜてお客様を接客している際に、得をしたと思わせる接客術があります。 例えば在籍キャスト2名しかいない場合に、ダミーパネルを3枚ほど混ぜて、ダミーの評価を散々下げた後に 『おススメしないキャストを省いた残りの2名の中から必ずご案内します』と持ち掛け、フリーで案内する方法です。 実際にはその2名しかいませんので店舗側には何の不利益も無いのですが、 顧客は『5名の中からおススメの二人のどちらかが来る!』と特別待遇を受けたような錯覚に陥るのです。 キャストを決めあぐねている時に、やたらとフリーをオススメして来るお店は悪質風俗店の可能性がありますので注意するべきでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 悪質風俗店のスタッフは、日々キャストを売り込むために様々な接客技術を試行錯誤しています。 どうやって人気の無いキャストに仕事を付けるかを、スタッフ達が毎日考えているという事を忘れてはならないのです。 それに気付かずに『あの店のスタッフは信用出来る』と思い込まされている方も少なくありません。 もちろん他のスタッフとは違い、本当にお客様第一主義で接客しているスタッフもいるかもしれませんが、そんなスタッフは非常に稀です。 悪質風俗店に騙されない為にも、店員の口車を真に受けず、本当に自分が遊びたいキャストを選ぶ事が大切であると言えるでしょう。 (文/小野妹子)