オカモトとサガミの違いを解説 | 2大コンドームメーカーを徹底比較してみた

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オカモトとサガミの違いを解説 | 2大コンドームメーカーを徹底比較してみた
いざという時のため、男なら誰もが財布に忍ばせてあるのがコンドームですね。しかしただ安いだけのゴムだと乾いて痛かったり、感じなくて萎えちゃったりと、大変な目に遭ってしまうものです。 そこで今回は、日本が誇る2大コンド-ムメーカー「オカモト」「サガミ」の違いを徹底比較! 名前はよく聞くけど違いはわからない、どっちが良いのかはっきり知りたい、という男性はぜひチェック。また女性の方にも役立つ情報ですよ!
記事の目次(クリックで表示)

知名度の高いコンドームメーカー「オカモト」と「サガミ」の違いを解説

今回はオカモト・サガミの比較記事になります。 リア充・非リア充に限らず、コンドームの名前やメーカーくらいは誰もが目にしますよね。特に「サガミオリジナル」などは大抵の人が知っている名前でしょう。 今回はオカモトとサガミの「メーカーの比較」に加え「代表的な商品の比較」もしています。どちらも0.01ミリの高性能なコンドームを手がけており、ほぼ生挿入に近い感触を楽しめる最高級のコンドームですね。 どんな男性でも、オカモトかサガミどちらかのコンドームが最高にフィットします。それほどクオリティは高く、またコスパに優れた逸品なので、まだどちらのゴムも使った経験のない方も、ぜひ今回の比較内容を参考にしてくださいね!

「オカモト」は国内トップシェアのコンドームメーカー

オカモト コンドームのオカモトは、正式名称「オカモト株式会社」で、創業は1934年です。 元々は「日本ゴム工業株式会社」としてスタートし、当時は雨ガッパやゴム製品を手がけましたが、間もなく岡本ゴム工業所としてラテックス製コンドームを製造し、以降は吸収や合併などを経て今のオカモト株式会社へとなりました。 商品はコンドーム以外にも、各種ゴム製品や衛生用品、工業用品なども幅広く手がけています。本社は現在東京にありますが、工場は茨城・福島・静岡などに点在し、ほぼすべての製品を国内のみで生産している優良メーカーになります。 コンドームのブランドとして有名ですが、オカモトは日本が誇るゴム製品のメーカーなのです。

「サガミ」は国内初のラテックス製コンドームを製造

サガミ サガミオリジナルで知られるコンドームのサガミは、正式名称を「相模ゴム工業株式会社」といい、創業は1934年までさかのぼります。 日本で最初にラテックス製コンドームを製造し、以後は北京やマレーシアにグループ企業や工場を設立するなど、世界を股にかけて発展。ポリウレタンを使用したコンドームも他社に先駆けて製造するなど、業界をリードし続けています。 現在はオカモト、不二ラテックスについで業界3位の規模で、代表的な商品はサガミオリジナルブランドのコンドーム。他にもゴム製品・プラスチック製品・ヘルスケア事業・介護サービス事業なども展開しています。 オカモトの方が事業としては大きいですが、サガミの名前は世界中で知られていますね。

【Mサイズ】「オカモト」と「サガミ」の比較一覧表

オカモト サガミ
直径 約33mm 約36mm
長さ 約17.5cm 約17cm
厚さ 約0.01~0.03mm 約0.01~0.02mm
1個あたりの価格 希望小売価格:300円 Amazon相場:214円 希望小売価格:264円 Amazon相場:164円
包装のタイプ 3個入り 5個入り
使用素材 水系ポリウレタン(0.01・0.02) 天然ゴムラテックス(0.03) ポリウレタン(0.01・0.02) 天然ゴムラテックス(0.09)
生産国 日本 マレーシア
オカモトとサガミには、メーカーの商品規格があります。今後変更になる可能性はありますが、現在の規格を大まかな一覧としてまとめました。 名立たるブランドなので、どちらも直販や通販サイト、ドラッグストアやコンビニなどで流通しています。アマゾンだと特に格安で販売され、また価格差に関してほぼ違いがないのは特徴的ですね。 表にある「使用素材」ですが、オカモトはサイズも幅広く手がけており、0.01~0.02までは水系ポリウレタンで、0.03以上の厚みあるコンドームはラテックス系です。それぞれの素材に適した厚さをセレクトしてあります。 商品のラインナップも今や数多くありますが、代表的な標準サイズのコンドームのデータとして、参考にしましょう。

最大の違いは直径の大きさ

サイズの数字を見ていきましょう。オカモトもサガミも公式HPにてサイズの規格を表記しています。 オカモトは直径31~46mmまでの4サイズで商品を展開しており、サガミは直径36mmと38mmの2タイプのみとなっています。 標準サイズとして売っているコンドームの直径が3mmほど異なり、また直径の小さなオカモトのコンドームの方が、やや長くデザインされているのが特徴ですね。 また後述もしますが、オカモトのゴムの方が若干タイトに作られており、そのぶんフィット感に優れているといわれます。サガミの方は比較的ゆったり装着できるのが特徴です。ただほとんど誤差ですが。 厚みに関しても選択の幅はオカモトの方が広く、商品のラインナップも比較的多いです。サガミの方はどちらかといえばシンプルなラインナップのメーカーと覚えてもいいでしょうね。

1個あたりの価格は「サガミ」が約50円安い

価格に関しては一目瞭然です。オカモトの方がやや高級なコンドームとされています。ただ正確には、サガミもオカモトも今の時代のコンドームにしては高級品の部類とされますね。 1個あたりの相場は、オカモトのコンドームが2~300円、サガミのコンドームは1~260円程度となります。1個あたり大体4~50円高くなっていますね。 個包装に関しては、オカモトが3の倍数で、サガミが5の倍数になっているのが特徴。オカモトのゴムは3・6・12個入りで販売され、サガミは5・10・20個入りとなります。 また個包装や価格に関しては、キャンペーンなどの状況で色々変わります。お試し用の1個パックが配られたり、材料費が跳ね上がって定価に影響することもあるので、その都度サイトなどでチェックするのが確実でしょう!

携帯に便利なのは「オカモト」| 取り出しやすいのは「サガミ」

両メーカーのコンドームで大きな違いは「包装」ですね。以前までは似たようなパックでしたが、現在ではサガミがブリスターパックを採用しています。 ブリスターパックはわかりやすく例えると、使い捨てコンタクトレンズのケースや、ゼリーのパックみたいなものです。プラ製の薄いケースにコンドームが収納され、フタを剥がすとゴムが入っています。 オカモトは伝統的な個包装で、厚みはないので持ち運びには便利ですよね。コンドームといえば財布の中に1つ入れておくのが男の嗜みなので、今ではサガミオリジナルではその芸当はできず、オカモト一択になってしまっています。 とはいえサガミの包装には高級感があり、取り出す時も扱いやすいです。好みで選ぶといいですね!

国内生産にこだわるなら「オカモト」に軍配

今も昔も、日本は国産メーカーが優れているイメージが強いですよね。何より品質が安定しているといわれますし、海外製品より圧倒的に不良品が少ないのも日本の特徴です。 上の表に記載した通り、オカモトは完全国内生産で、サガミは主にマレーシアの工場で作られています。一方では宣伝大使として人気グラドル(今野杏南・青山ひかる・忍野さら・清水あいりなど)を起用するなど、あまり海外産のイメージはないですね。 またサガミに粗悪品が多いというデータも今ではほとんどありませんが、国産にこだわりたい方はオカモト一択でしょう。 オカモトの方が若干高いのも、国産だからです。品質に関してはほぼ同格ながら、国産にこだわるゆえに1つ約50円ほどの差額が生じているのですね。

オカモトとサガミの違いはコストに注目!

ここまでオカモトとサガミのコンドームの特徴を比較していきましたが、結論としては「高級志向のオカモト」「伝統式のサガミ」みたいなイメージがありますね。 コンドームが消耗品であることを加味すると、1番の違いは「コスト」です。10回セックスした時、オカモトのゴムなら3,000円で、サガミのゴムなら2,600円程度になります。 ・国産にこだわるならオカモト、こだわらないならサガミ ・携帯向きなのはオカモト、家に置くならサガミ ・フィット感重視ならオカモト、ゆったり感重視ならサガミ ・色んなタイプを試すならオカモト、シンプル志向ならサガミ コスト以外の特徴を分けるなら、上記のような感じ。どちらも甲乙つけがたい逸品だとわかりますよね。 また使い心地なども人それぞれなので、絶対にオカモト製の方が高級で優れているとは思わず、ぜひどちらも1度は試すのがおすすめです!

極薄タイプを使う方は必見!「オカモトゼロワン」と「サガミオリジナル001」を比較してみた

すでにメーカーとしての比較は済みましたが、ここでは両メーカーの代表的な商品である「オカモトゼロワン」「サガミオリジナル001」を比較してみました。 まずはそれぞれの商品概要をまとめ、その後ふたつを比較します。メーカーの代表的な商品だけあって、メーカーの特徴はそのまま反映されている感はありますが、改めて見ると共通点もあり、また使い心地の違いは誤差レベルだともわかりますね。 この時点で、お読みの方はオカモト派とサガミ派とに分かれていくはずです。自分が使ってみるイメージをしながら、ご覧ください!

オカモトゼロワン

オカモトゼロワン
引用:Amazon
価格 990円
素材 水系ポリウレタン
長さ 約17.5cm
直径 約33mm
厚さ 約0.01mm
現状国内最高品質の完全フィットコンドーム!
まずはオカモトの0.01ミリコンドーム「ゼロワン」から。 素材は水系ポリウレタンを使用。こちらはオカモトが2007年頃にコンドームへ初めて採用し、従来のポリウレタンよりもやや柔らかい感触となります。 厚さは製品名の通り0.01mmで、直径は従来品よりもややタイトになっており、長さは従来品よりもやや余裕を持たせてあります。0.01mmコンドームに共通しますが、薄い分、体温が伝わりやすくなっていますね。 ゼロワンのラインナップはスタンダードな「ゼロワン」に加え、「Lサイズ」「たっぷりゼリー」「Lサイズたっぷりゼリー」があります。さらにコンビニ限定商品として、オシャレな黒パッケージもありますね。 製品は茨城県にあるオカモト株式会社茨城工場で担い、完全国内生産体制。コストだけは多少かかるものの、最高品質でかつ使い心地も最高なコンドームです。

サガミオリジナル001

サガミオリジナル001
引用:Amazon
価格 1,320円
素材 ポリウレタン
長さ 約17cm
直径 約36mm
厚さ 約0.01mm
便利なパック包装と確かな品質で使えるコンドーム!
続いて「サガミオリジナル001」です。 まず素材はポリウレタンを使用。オカモトの水系ポリウレタンよりもやや硬めですが、ほぼわからない誤差レベルともいわれますね。 長さ17cmで直径は36cmと、従来品のコンドームと似たゆったりめのサイズ感です。タイトなサイズだと装着時に破れてしまう可能性も高く、スムーズに装着できるように工夫されていますね。 個包装は、開封しやすいブリスターパックを採用。開封すると上面が女性側(外側)になっているので、取り出してそのまま装着できます。 生産はマレーシアにある工場で行なわれていますが、近年は品質も安定しており、多くの日本人がイメージする海外製品とは明らかにクオリティが違います!

「サガミオリジナル001」と「オカモトゼロワン」の比較一覧表

サガミオリジナル001 オカモトゼロワン
価格 5個入り税込1,320円(本体1,200円) 3個入り税込990円(本体900円)
素材 ポリウレタン 水系ポリウレタン
長さ 約17cm 約17.5cm
直径 約36mm 約33mm
両者をそれぞれ紹介しましたが、ここでしっかりと比較してみましょう。 価格に関してはオカモトの方が高額です。サガミは1パックに入る個数こそやや多いものの、1個あたりの値段は50円ほど安くなっています。 素材に関しては、AV男優など多くの方が比較してくれていますが、ほぼ違いはないとのこと。言われずに渡されてもわからないといいます。 サイズ感に関しては、オカモトゼロワンの方がタイトで、サガミオリジナル001はゆったり感重視。伸縮性に関してもほぼ同格なので、単純に太さのあるペニスにはサガミがフィットし、長さのあるペニスにはオカモトがフィットするという印象ですね。 商品ラインナップが多いのはオカモトなので、そのあたりも好みで分かれると思います。 筆者の総評としては、サガミオリジナル001の方が若干優れているかなとは感じましたね。フィット感や機能性は同レベルなのにコストは安く、またブリスターパックも魅力的です。 ぜひ皆さんも実際に使って比較してみてください!

AV男優のしみけんは「オカモトゼロワン」を評価

筆者がサガミの方に軍配を上げた矢先ですが、有名AV男優のしみけんさんのツイートをご紹介します。何としみけんさんは「オカモトの方がつけやすい!」と発信していましたよ! しみけんさんは自らのオチンチンでオカモトゼロワンとサガミオリジナル001を比較。オカモトのつけやすさが圧倒的だと評価しました。またサガミのブリスターパックについても絶賛しています! AV男優さんは、一般男性よりもコンドームを装着する機会が多いとあって、このような評価に。また顔射やぶっかけの瞬間にも瞬時に外せる利便性も評価されました!

日本が誇るコンドームメーカー「オカモト」「サガミ」の違いはコスト・サイズ感・素材!

お役に立てたでしょうか?今回は、日本の超有名コンドームメーカー「オカモト」と「サガミ」の違いについて比較してみました! 自販機でもおなじみのオカモト・サガミのコンドームは、ほぼ似たブランドイメージと商品ラインナップですが、実際に比較すると細かな違いは多くありましたね。一方で共通点もあり、やはり日本のメーカー製だけあって、品質の高さはどちらも魅力的です。 結論としては「オカモトはコストがややかかるが、更なる高品質に、持ち運びの手軽さ、フィット感など」が魅力です。 一方で「サガミはコストはやや安く済み、オカモトと同格の使い心地とフィット感、清潔感のあるブリスターパックなど」が魅力でした。 コンドームを一般男性の何十倍も使うAV男優さんは、装着のしやすいオカモト製コンドームを好む傾向があるようです。ただ一般男性は、少しでも安く、また包装の凝っているサガミオリジナルを好むこともあるそうですね。 どちらも明確に順位を決めることはできませんが、総じてとにかく高品質なコンドームです。安価な海外製を使って、不便なセックスをしているカップルも、ぜひこの機会にオカモトかサガミのコンドームで、最高に安全で快適なセックスを楽しんでみてはいかがでしょうか! 以上、風俗部編集部がお届けしました。 ◯関連記事 ・コンドームの値段を通販サイトで比較!人気商品と最安値をチェックドン・キホーテのオリジナルコンドーム「MEGAうす」のレビュー|本格的で頑丈さも魅力