オナホールの素材を解説 | 硬度別からメーカーごとのオリジナル素材まで紹介
120 views記事の目次(クリックで表示)
オナホに使われる素材は大きく分けて2種類
ぐにゃりとしつつもハリがあり、何とも言えない触り心地が気持ちいいオナホール。普段なにげなく使っているあのオナホには、一体どんな素材が使われているのでしょうか? オナホ自体の種類が非常に多いのは、皆さんもよくご存知の通り。ですが素材に関して言うと意外と少なく、大まかに分けるならほぼ2種類しかありません。 オナホの本体に使われているその2種類とは、1つは「塩化ビニル」、もう1つは「エラストマー」と呼ばれる素材になります。 2種類とも使われているように説明しましたが、正確ではありません。正しくは、「かつてオナホに使われていた素材」と「今なおオナホに使われている素材」です。 それぞれの素材の特徴については、次の項でくわしく紹介しましょう。古いオナホには「塩化ビニル」が使われていた
まずは「かつてオナホに使われていた素材」の話から。「塩化ビニル」と呼ばれる素材で、以前はオナホールの主流でした。 俗に「塩ビ」と呼ばれる素材です。昔から人気の定番商品の中には、今も材料として使用している例もあります。 ゴムのような弾力があるのが特徴。加熱すると軟化し、冷やすと固まる性質があります。 「熱可塑性」と言いますが、この性質あればこそさまざまなフォルムに成形でき、柔軟性とハリが両立できるわけです。 ところが1990年頃から、塩化ビニルには安全性への懸念が示されはじめます。 塩素の不完全燃焼によるダイオキシンの発生や、可塑性がもたらす環境ホルモンへの影響です。 そのため2000年以降は、塩化ビニルを使ったオナホが新たに売り出されるケースはなくなりました。現在のオナホは「エラストマー」と呼ばれる素材が主流
塩化ビニルの使用が難しくなったのを受けて、かわりに登場したのが「エラストマー」です。塩ビと同じく熱可塑性があり、またシリコンのような素材よりコストもかかりません。 ゴムに似た性質をもった工業用材料で、毒性物質を含まず安全性にもしっかり配慮がなされています。 ただしオナホは、硬さとやわらかさの両立が求められる商品。エラストマーは硬さの調節がしやすい反面、やわらかさを出すにはオイルを加える必要があります。 オナホ使用時のオイルブリードに苦労させられるのは、主流素材であるエラストマーのこの性質のためです。 各メーカーともエラストマー素材にさまざまな添加物を加え、ベタつきをなくし扱いやすくする工夫に力を注いでいます。オナホに使われる素材は本当に安全なの?
中にチンポを突っ込んで使うオナホール。使用されている素材の安全性は、どこまで確保されているのでしょうか? 塩化ビニルのオナホは別として、現在流通しているエラストマー素材のオナホに関して言えば、安全性は相対的に高くなっているとは言えるでしょう。 しかし添加物の方はどうでしょうか? 各メーカーともよりよい手ざわりや匂いを狙って、エラストマーにさまざまな添加物を加えています。こちらの安全性の方も、気になる人は気になるでしょう。 どうしても心配な人はオナホを購入する際に、パッケージを確認して下さい。そこに「厚生労働省:食品衛生基準第370号準拠素材採用」のマークがあれば、まず問題ありません。 国が素材の安全性を認めた証ですから、安全性にとことんこだわるならこのマークがあるオナホをチョイスしましょう。素材の硬度によって3種類に分かれる
塩化ビニルとエラストマーの2種類。しかし現在は、オナホの素材はほぼエラストマーに限られていました。 しかし硬度を見れば、同じエラストマーと言ってもさらに3種類に分かれます。各メーカーが添加物を工夫し、独自のやわらかさやハードさを生み出しているからです。 ここでは、オナホの素材の硬度ごとの特徴を解説していきます。ソフト素材
ソフト素材は初心者向き。低~中刺激でまったり楽しめ、「買ってみたけど痛くて使えなかった」のような失敗がありません。 もちもちした触り心地が魅力で、手にしただけで気持ちいい感触が伝わってきます。 せっかくオナホを買ってオナニーするなら、長い時間をかけて楽しみたいもの。やわらかい素材のオナホなら、刺激がそこまで強くないのでぴったりです。 裏返して洗いやすいなどメンテしやすさもメリットですが、反面デメリットもあります。 エラストマーにオイルを混ぜてやわらかくしているため、使用時のオイルブリードが気になるケースも。その場合は、ベビーパウダーでベタつきを押さえる必要があります。 また慣れてくると、刺激に物足りなさを感じやすくなりがち。耐久性も他の素材に比べると今ひとつです。レギュラー素材
レギュラー素材は、オナホのスタンダードな硬さ。やわらかすぎず硬すぎず、初心者から上級者まで広く受け入れられる素材硬度です。 オナホを扱う各メーカーでも、レギュラー素材で作られた商品のラインナップがもっとも充実しています。 「セブンティーンボルドー」、「R-20」、「公衆欲情」などなど。名作の呼び声高い優良オナホも、その多くがレギュラー素材による商品です。 内部構造の違いによって刺激の強弱には多少差がありますが、キツすぎずユルすぎずこちらも万人向け。耐久性と使用感のバランスも良好です。 「どの素材のオナホを選べばよいか迷ってしまった」、そんなときにはレギュラー素材の商品から選べば大きく外す心配はないでしょう。ハード素材
ハード素材のオナホは初心者お断り。硬めの素材で作られているので、挿入感はキツく刺激も強めになっています。 商品名に「HARD」と付けられているケースが多く、「知らずに買ったらハード素材だった!」みたいな失敗はまずないでしょう。 オナホ上級者や遅漏気味の人など、高刺激でないとイケないユーザーにおすすめです。 素材の硬さが功を奏して、3種類の中ではもっとも耐久性がよいのが特徴。よほど粗雑に扱わない限り、1年くらいは平気でもちます。 そんなメリットの一方、硬さゆえ裏返して洗ったりするのは絶望的。 またギミックや奥行きとの兼ね合いで、ストロークしづらくなりやすいのもデメリット。ハード素材のオナホを購入する際は、ユーザーレビューをよく読んでからにしましょう。メーカーごとのオリジナル素材も要チェック
オナホを販売する人気メーカーは、各社ともオリジナル素材の開発に熱心です。油分や匂いを抑えたり、硬度や柔軟性、触り心地にもさまざまなアレンジや工夫をほどこしています。 ここではそんなメーカーオリジナルの素材に注目!どのような素材があり、どんな特長があるのか。どんな人気オナホに使われているのか、くわしく解説します。RIDE JAPAN
引用:RIDE JAPAN
素材の名称 | 素材の特徴 |
バンジータッチ | RIDE JAPANを代表するピンク色の素材。もっちりしたやわらかさと高弾力を兼ね備えています。ストレス臭をカットし、耐久性も高いのが特長。万人向けの素材と言えます。 |
ハードタッチエアー | RIDE JAPANでもっとも硬い無色透明の素材です。同社の代表作「ヴァージンループ HARD」に使われています。油分をほぼ感じさせないのがメリット。 |
ソフティータッチ | 一番やわらかい白色の素材です。油分が多くなりがちなソフト素材ながら、完全無臭を実現。包み込まれるようなやさしい感触が味わえます。 |
シルキングタッチ | ブリブリした感触が魅力の肌色をした素材。バンジータッチとハードタッチの中間にあたる、ハード寄りの硬度になっています。 |
ベビータッチ | ピンク色に近い肌色をした二層式の素材。アウターはむっちり、インナーは硬めで、独特の挿入感が楽しめます。 |
プレミアムスキン | やわらかめながら、しっかりと弾力もある白色の素材。ストレス臭がカットされています。 |
▶「RIDE JAPAN」の公式ページをチェックする
トイズハート
引用:トイズハート
素材の名称 | 素材の特徴 |
セーフスキン | もちもちしてやわらかい素材です。ベタつきのないさらさらした触り心地が特長。破れにくく、耐久性にも優れています。 |
ベビースキン | ねっとりしたやわらかさに特長がある素材。セーフスキンに比べると、強度はやや劣ります。 |
ファインクロス | トイズハートの名作「セブンティーン」シリーズなどに使われている人気素材。油分のないさらさら質感はセーフスキンと同等ですが、やや硬めでもう少し弾力があります。 |
フレッシュスキン | 匂い付き消しゴムのような懐かしい香りがする素材。トイズハートの素材らしいさらさら質感と、ドライな弾力感が特長です。 |
ヒトハダマテリアル | 2020年頃から使われはじめた新素材。トイズハート伝統のサラサラ質感ではなく、しっとりした女性の美肌感が特長です。かすかな粘土臭がやや気になります。 |
▶「トイズハート」の公式ページをチェックする
マジックアイズ
引用:マジックアイズ
素材の名称 | 素材の特徴 |
マジックアイズSkin | リアルなねっとり感に特長がある、マジックアイズを代表する素材です。厳選された原料で作られ、匂いやベタつきといったストレス要素が低減されています。 |
ラブラバSkin | 安全性と耐久性にこだわり、匂いやベタつきを抑えた新素材。アウターはやわらかく、インナーは高刺激の二層構造になっています。 |
雅SKIN | 日本製で、職人が1つ1つ手作りしたとうたわれている素材。キメが細かく、とてもやわらかいのが特長です。 |
▶「マジックアイズ」の公式ページをチェックする
G PROJECT
引用:G PROJECT
素材の名称 | 素材の特徴 |
momochi(モモチ) | オナホ特有の欠点である、匂いや油分、ベタつきを極力抑えた素材です。サラサラした手触りと、もっちりしたやわらかさが魅力。 |
GROW UP SKIN | 「覚醒型」と形容される、高弾力の新素材。使い込むほどにアソコの形になじみ、3回目以降の使用で真価を発揮します。 |
▶「G PROJECT」の公式ページをチェックする
素材の硬度別おすすめオナホを紹介
各メーカーのオリジナル素材を紹介してきました。ソフト・レギュラー・ハードと、各社いろいろ工夫を凝らしていましたね。 最後はそうした素材を使って生み出された、傑作オナホを紹介していきます。世間の評価・実力ともにずば抜けて高いオナホにしぼって、硬度別に各1本ずつ挙げてみましょう!①ソフト素材なら「HON-MONO」
引用:NLS
メーカー | G PROJECT |
素材名 | momochi |
価格 | 3,168円 |
とろけるやわらかさのmomochi素材がサイコー! |
▶「HON-MONO」をNLSでチェックする
②レギュラー素材なら「セブンティーン ボルドー」
引用:NLS
メーカー | トイズハート |
素材名 | ファインクロス |
価格 | 3,058円 |
オナホ好きなら1度は試すべき名作中の名作 |
▶「セブンティーン ボルドー」をNLSでチェックする
③ハード素材なら「ヴァージンループ HARD」
引用:NLS
メーカー | RIDE JAPAN |
素材名 | ハードタッチエアー |
価格 | 1,408円 |
RIDE JAPANでもっとも硬い素材のオナホ |
▶「ヴァージンループ HARD」をNLSでチェックする