コンドームは100%安全ではない!避妊に失敗しない商品選びと正しい使い方を解説

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性や身体の悩み PR

コンドームは私たちにとって一番身近な避妊具です。コンドームがあるから、私たちは妊娠の心配をせずにセックスを楽しめます。 一方で「コンドームをしていたのに妊娠した」といった話も少なくありません。コンドームは本当に安全なのか、疑問を感じている女性も多いでしょう。 そこで風俗部では、コンドームの安全性について情報をまとめました。ぜひ読んで、安心してセックスを楽しみましょう。

コンドームは100%安全ではない!商品選びと正しい使い方で左右される

コンドームの避妊率は100%でありません。
目で見てすぐにわかる避妊法の代表「コンドーム」だけど、失敗率は結構高くて3~14%といわれている。コンドームによる避妊は手軽だけど、完壁に使いこなすのは、実はとっても難しいんだ。
コンドームによる避妊の失敗率は意外と高く、3〜14%程度の確率で失敗すると言われています。コンドームの避妊率がよく85%程度と言われるのはそのため。 しかしこれは、コンドームの性能の問題ではありません。失敗するケースの多くは、使う人の問題です。ではなぜコンドームで避妊に失敗するのでしょうか? 安全なコンドームの選び方とともに、安全にコンドームを使うための方法を一つ一つ説明しましょう。

避妊に失敗しない安全なコンドームの選び方

まず安全なコンドームの選び方を説明しましょう。コンドームで避妊に失敗する場合、劣化したコンドームや明らかに品質に劣る製品を使っているケースがあります。より安全なコンドームを選ぶポイントを伝えましょう。

安全・品質・信頼性が共に高いメーカーのコンドームを選ぶ

一口にコンドームと言っても、品質に大きな差があります。「コンドームはどれも似ているのに、なぜ値段が違うのだろう」誰もが一度はそう感じた経験があるでしょう。 値段の違いには、もちろん様々な要素が絡みます。だから高ければ良いわけでありません。一方で安さはどうでしょうか?企業努力の影響もあります。 とはいえ「安かろう悪かろう」と言われるように、安いには安いなりの理由があるものです。一番分かりやすいのは、検査工程の削減でしょうか。
コンドームは、「ピンホール」と呼ばれる微細な穴がないかどうかをチェックするために、必ず全数検査が行われています。
引用元:相模ゴム工業
実は国内で作られるコンドームは、厳格な検査をしなければならない決まりがあります。たとえば細かな穴さえ見逃さないよう、コンドーム一枚一枚が機械でチェックされています。 ・破裂試験 ・引っ張り試験 ・水漏れ試験 ・転がし試験 穴のチェック以外にも、上記4種類の検査も多く行われています。極薄のコンドームに不安を感じる女性もいるかもしれません。 実はどれもが破裂しないか様々な検査を受けています。つまり極薄でも簡単に破れないと証明された物だけが流通しているのです。
オカモトのコンドーム002(ゼロツー)は安全性に関するオカモト社内の厳しい検査をいくつも経て、初めて出荷されます。
引用元:オカモト
極薄コンドームで有名なオカモト。安全性に関する検査を複数クリアした物だけが出荷されていると断言しています。
試験は水や空気を入れて行うものがあり、コンドームのサイズにもよりますが、8リットルから15リットルの空気を入れても破裂しないくらいの強度は保たれています。(中略)厚みが不均一な方がコンドームは破れやすいんです。厚みを均一にすることで使ったときの心地良さだけでなく、強度アップにもつながります。
検査の中には、大量の空気を入れて破れないか確認する検査もあるほど。「太いペニスを入れても大丈夫」そう言えるほどたっぷり検査しているのです。 しかしながら、これは国内で製造されているコンドームの話です。たとえば海外製の異常に安いコンドーム。そういった物は、実際にどれほど検査された物かは定かでありません。 もしも安全性を考えるならば、安いコンドームを買う際には、製造元とそのホームページを確認した方が良いでしょう。それが面倒であれば、少し高いお金を払っても、国内メーカーの製品を使うべきです。

ペニスのサイズに合ったコンドームを選ぶ

強度などの安全性が確保されたコンドームを使っても、現実には避妊ミスが生じています。何が悪かったのでしょうか? 代表的な例としては、ペニスサイズに合わないコンドームを使ったケースがあります。コンドームはどれも同じ。そんな意識でコンドームを買う人が多いのが原因です。
サイズの合わないコンドームを使用すると、コンドームが破れたり外れたりする危険性や、勃起の減退や男女ともにオーガズムを困難にするリスクが2倍以上に高まる。また男性器に炎症をもたらす可能性も5倍に高まるという。
引用元:AFPBBNEWS
ペニスのサイズに合ったコンドームを使わなければ、コンドームが破れるリスクが高まります。それだけじゃありません。 勃起を上手く維持できず、挿入中に抜けやすくなります。男性器にとっては、無理な負担がかかるので炎症を起こすリスクも生じます。 このように、コンドームのサイズ選びは重要です。安全性の確保を考えるならば、サイズ選びはしっかりとしましょう。

使用期限に余裕のあるコンドームを選ぶ

コンドームには使用期限があります。
コンドームは使用期限が切れていたり、正しくない方法やケースで持ち歩いていると、劣化して破れやすくなってしまいます。コンドームが破れてしまうと、どんなに正しい付け方を舌としても、期待した避妊効果・性感染症予防効果は当然得られません。
引用元:ラブコスメ
使用期限を過ぎたコンドームを使うと、どれだけ正しい使い方をしても避妊率は下がります。見えない穴が簡単に空いてしまうなど、妊娠リスクの高い現象が起こりやすくなるためです。 そのためコンドームを選ぶ際には、使用期限も意識しましょう。店頭で販売されている物の多くは安心できます。 しかしめったにお客さんが来ない商品の入れ替えをあまりしないようなお店だと、稀に古い物が置かれていたりします。 ラブホテルに置かれているコンドームも同様です。お客さんの少ないホテルだと、古いコンドームをそのままにしているところもないわけでありません。 安全にセックスしたいのであれば、なるべく新しいコンドームを使うようにしましょう。昔買ったまま放置していたコンドームを使うのは言語道断です。

【備考】ゴムアレルギーのある人はラテックス素材以外のコンドームが安全

避妊とは話が変わりますが、安全にコンドームを使う上で、ラテックスアレルギーも忘れてならない存在です。
ラテックスアレルギーで最も多い症状は、天然ゴム製品の接触部位に誘発されるじんましんです。手袋を装着した部分にかゆみや発赤、膨疹、水疱が誘発され、全身性に広がることもあります。最も重篤な場合はアナフィラキシーショックが誘発され、その原因として、ゴム手袋、歯科用デンタル・ダム、バリウム浣腸用のカフ、コンドームが報告されています。
ラテックスアレルギーは、主にゴム製品の使用でアレルギー症状を起こすアレルギーです。最悪アナフィラキシーショックを起こすため、決して油断できません。 多くの人が知っての通り、コンドームはラテックス製の製品が目立ちます。「コンドーム=ゴム」と表現されるくらいですからね。 しかしラテックスアレルギーの人にとって、このラテックス製コンドームは危険です。昨今はラテックス製でないコンドームも増えているので、そちらの製品を選びましょう。

裏表の確認や正しい装着方法など!安全性の高いコンドームの使い方

安全性の高いコンドームを用意しても、安全でない使い方をすれば意味がありません。そこでコンドーム使用の安全性を高める上で必須のポイントを紹介しましょう。

コンドームの裏表に注意

コンドームには裏表があります。 コンドームの輪の部分が、外側から内側に巻かれている方が表。指でめくったとき、下方向にチュルンとめくれるので分かりやすいと思います。 コンドームの裏表を間違えると、ペニスに上手くつけられません。このとき問題となるのは、一度つけ間違えたものを裏返して使うことです。 一度裏表を間違ってつけようとしたコンドームは、女性の膣側に精液がついた状態になります。つまりコンドームをしていないも同然の状態です。 当然避妊率は下がります。もしも裏表を誤ったら、そのコンドームは捨てる。この使い方は絶対に覚えておいてください。なお、裏表の見分け方は、別の記事でも紹介しています。この機会にぜひ確認しましょう。 ●関連記事:コンドームの裏表を見分ける方法4つ|目視確認・パッケージの表記など

コンドームを正しく付けてペニスに密着させる

コンドームは正しくつけなければ効果を発揮しません。 ①裏表を確認する ②裏(ペニスを包む方)を亀頭に当てる ③リング部分を指で下に滑らせる(カリ下で一旦止める) ④コンドームに包まれた亀頭部分を押さえながら、根本までコンドームを下ろす ⑤コンドームの根本を持って、一度引き上げる ⑥コンドームに入りきっていなかった包皮をコンドーム内に入れながら、再び根本まで下ろす ①〜⑥の手順でコンドームをつけます。この手順で行えば、およそ挿入中にコンドームが外れる可能性はありません。 重要なのは、ペニスにしっかりと密着させること。だからこそペニスサイズに合ったコンドーム選びが大事なのです。 くれぐれも小さすぎてペニスが入りきらないコンドームや大きすぎて隙間ができるコンドームは使わないようにしましょう。 ●関連記事:コンドーム正しい付け方|裏表の確認法やスムーズに根本まで下ろすやり方を簡単解説

コンドームの2枚重ねは安全ではない

コンドームを2枚重ねれば安全性が増す。そんな話がまことしやかに囁かれますが、完全なるデマです。
コンドームを2枚重ねにするとゴム同士が擦れ合うことで、想定していない摩擦や力がかかるなど、破損の原因となってしまうことがあるのです。つまり、2枚重ねにすると、より安全になるどころか様々なリスクが増加してしまいます。
コンドームを2枚重ねて使うと、コンドームに不必要な摩擦や圧がかかってしまいます。すると予期せぬ破損が生じ、コンドームが本来の機能を発揮できなくなります。 挿入中に小さな穴が空き、精液が膣内に入りかねません。2枚重ねは安全どころか危険な使い方です。

コンドームの2回連続使用は安全ではない

一度使ったコンドームを2度使わないでください。
コンドームの二度着け(同じコンドームを2回使うこと)は、串カツをソースにつける以上に、絶対にやってはいけません。一度使用したコンドームは、精子や病原ウイルス等が付着していることもあるのです!「洗えば大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、完全に洗浄することは不可能です。
一度使用したコンドームは、精液や雑菌が付着した物になります。そんな物を使えば、コンドームの避妊効果も性感染症予防効果も無意味になります。 コンドームは決して安くありません。だからリサイクルしたくなる気持ちは分かります。しかし自分やパートナーの安全性を脅かしてまですることではありません。

爪を切ってコンドームが破れないようにする

コンドームを使う前に、爪は切っておきましょう。 コンドームはとても傷つきやすいです。とくに爪やアクセサリーなどとがったもので触ると、目には見えない傷が簡単につきます。 傷のついたコンドームに避妊効果は望めません。コンドームを扱う際には、くれぐれも爪で触れないよう注意してください。セックス前に爪を切っておくのが理想です。

使用期限が切れたコンドームは安全でない

先ほども伝えた通り、使用期限が切れたコンドームに注意しましょう。 コンドームの使用期限は5年〜8年と言われます。しかし保管方法によって、この期限は短くなります。 購入から1年以内に使うのが理想でしょう。使用期限の切れたコンドームに避妊効果は期待できません。買ったコンドームはすぐに使う。この点を意識してください。

不適切な保管方法で保管したコンドームは安全でない

コンドームは簡単に傷つきます。だから保管方法には細心の注意が必要です。 よくコンドームを財布やズボンのポケットに入れて保管する人が見られます。このような保管の仕方をしたコンドームは、使わない方が良いでしょう。 コンドームは、外からの刺激にとても弱い物です。爪でひっかいただけで微細な穴がつくのは、先ほど伝えた通り。 財布やズボンのポケットに入れて、摩擦を加えただけでも、簡単に傷つきます。コンドームを安全に使いたいのであれば、安全に保管する。この点を日頃から意識しておきましょう。 ●関連記事:コンドームを財布に入れるのはダメ!傷・穴があいて不意な妊娠に繋がる

信頼性のあるメーカーなど!安全なコンドームおすすめ3選

最後に安全性が高いと評判のコンドームを3つ紹介しましょう。確かな検査を行って出荷される国内メーカーの製品を紹介します。ぜひ購入時の参考にしてください。

①サガミオリジナル 001

引用元:Amazon
ポリウレタン製のコンドームです。ラテックス製コンドームではないので、ラテックスアレルギーの人でも問題なく使えます。 密着感が高く、使っていて高い安全性を感じられるでしょう。また相模ゴム工業製なので、複数の検査をしっかりと行った上で出荷されています。 熱伝導率の高い使用感は、まるで生セックスしているかのような満足度を得られるでしょう。安全に気持ちいいセックスをしたい男女にオススメです。

②オカモトゼロワン0.01ミリ

引用元:Amazon
均一な薄さを実現することで、最高クラスの強度を誇るコンドームです。破れるリスクを恐れる男女にとって、最も安心して使用できる製品といえます。 水系ポリウレタン素材を使っているため、ラテックスアレルギーの人でも問題なく使えるでしょう。 潤滑ゼリーが心地よく、痛みのない挿入感を楽しめる点も魅力ですね。安全性と快感性を求める男女にオススメです。

③SKYN EXTRA LUB

引用元:Amazon
柔らか素材を使った密着度の高さが魅力のコンドームです。また伸びが良く、破れるリスクが低いコンドームでも知られます。 使用感が心地よく、擦れる際の痛みが気になる男女にとって、快適に使える点が魅力。柔らかな挿入感がもたらすセックスの満足度はかなりのものです。 全身が溶け合うような濃密なセックスを楽しみたい。そんな男女にぜひオススメしたい製品といえます。

コンドームを安全に使って安心感のあるセックスを楽しもう

コンドームが安全でなくなる原因は、品質の問題と管理の問題にあります。対策するには、良質な製品を購入すること・適切な保管方法を知ることが大事です。 つまりコンドームの避妊率は、安全な製品を安全に使えるかで大きく変化します。この記事では、安全なコンドームの選び方と安全に使う方法を伝えました。 ぜひ何度も読み返して、避妊の失敗率を下げられるようになりましょう。最後まで安心して感じられるセックスは心から気持ちよくなれますよ。以上、風俗部編集部からのお届けでした。 ◯関連記事 ・コンドームがずれる・抜けるときの対処法|サイズ違いや勃起力が無い場合にあり得るコンドームに穴があいたらどうなる?確認方法や穴が空いてしまう事例も紹介