乳首に痛みが走ったら疑うべき病名のまとめ｜症状別チェックリスト付き
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乳首に痛みが走る
乳首に痛みが走るなんてあまり聞いたことがないですよね。それに仮に痛くなっても、心臓とか脳とか重要な器官ってわけじゃないですし、乳首に何かあっても大したことないと思いがち。せいぜい「何か病気かな？」と思うくらいのものですよね。乳首に激痛走ったんやが病気か？— Hackt (@Hackt_spl2) 2018年10月7日
違和感があるので触ってみると、何かシコリがあることも。でも、たとえば男性だと乳がんにかかるなんて思えないでしょうし、軽く考えがちなんですよね。１～２週間前から両乳首に痼があって痛いんだよな。変な病気じゃないよね？おっぱいが出てくる前触れかな。性転換が始まってるのかしら？怖いわ‼️— 永田武士㌠ #SPAWNリブート映画 (@barajyuji) 2018年10月6日
ただ痛むってことは何かしら異常がある可能性はありますし、男性でも気になるもの。たまに乳首痛くなるんだけど病気か？ってなるんだけど 布で擦れとんのか— 猫ラー油 (@ra_yu_PUBG) 2018年10月6日
友達もよくそういう子いましたよ。「乳ガンかも！！」とかいって騒ぐ子もいたな 引用：Yahoo!知恵袋男性でもかかるなんて思われていませんが、「乳がん」は気になりますよね。乳首が痛むくらい何でもないと思っていたら「乳がん」だったなんてのはさすがに笑えません。
乳がんは男性にも発生します。男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下のまれながんです。 引用：知っておきたいがん検診しかし現実には男性も乳がんにかかることが分かっています。ともなると、乳首が痛いのは大したことないと油断するのは危険なのかもしれません。
乳首に痛みが走ったら症状から病名を疑った方が良い
乳首の痛みは何らかの症状のサインかもしれません。そこで、ここからは症状別に疑いのある病名などを紹介しましょう。必ずしも病気になっているとはいえません。しかし、気になるようであれば一度病院を受診しても良いでしょう。不安になりすぎるのはいけませんが、予防の観点からも早めに診察を受けて状態を確認するのは間違いではありません。乳首に上着がこすれたときに発生する痛み：女性化乳房症
乳首の痛みの中で、気になりやすいのは上着がこすれたときに感じる痛みですよね。さわってもないのに痛いっていうのは、病気を疑いたくなるでしょう。「もしかすると心臓に問題があるんじゃないか」気になる男性も多いはずです。お尋ねの男性における乳腺の肥大は、女性化乳房（症）と呼ばれているもので、片方または両方の乳頭の下にボタン型のしこりとして触れるものです。 （中略） しこりの大きさは普通大きめのボタンぐらいですが、中には女性に近い程大きいものも見られます。上着にすれたときに痛みを感じたり、押さえると痛みます。 引用：公益社団法人鳥取県医師会もしもこのとき、乳頭（乳首）の下のあたりにシコリがあれば、それは「女性化乳房症」と呼ばれる症状かもしれません。「女性化乳房症」は発生する年齢によって見方がいくらかかわってくるそうです。 たとえば、乳幼児期や思春期などに発生するのは、ホルモンの作用であり、生理的なものとのこと。大体1週間くらいで消えることが多いそうです。一方、成人してからこの症状が発生するのは極めて珍しいそうです。
原因は女性ホルモン等の増加によるものと考えられています。男性は男性ホルモンだけで女性ホルモンは無いものと思われがちですが、実際には両方のホルモンが分泌されています。年をとると男性ホルモンの分泌が低下して、相対的に女性ホルモンが優位になり、女性化乳房症が発症してくるわけです。このような無害な生理的な女性化乳房症が大部分ですが、中には病的なものがあり、注意しなければならないものがあります。 引用：公益社団法人鳥取県医師会成人してから発生するこの症状も、大体はホルモンの作用によるもの。なので、それほど心配するものではありません。
珍しいとはいいますが、意外と症状を訴える人は見つかります。女性ほどホルモンバランスの乱れが起こらない男性。しかし、昨今はストレス社会ってだけじゃなく、気候の変化もいくらか異常です。おかげでホルモンバランスが乱れて、女性ホルモンが男性ホルモンより優位になっちゃうことがないといえません。 そのせいもあって、これまで珍しいとされてきた「女性化乳房症」と見られる症状もいくらか多く見られるようになってきたのかもしれません。ただ「女性化乳房症」は無害なものだけじゃありません。次で詳しく説明しますが、悪性の病気によるものもあるので注意が必要です。乳首痛いとおもったらシコリできる爆笑 どーすんのこれ— ★千輝☆ (@Kotys0103) 2018年10月12日
乳首を押さえたときに発生する痛み：女性化乳房症
乳首を押さえると痛むこともありますよね。この場合も、先ほど説明した「女性化乳房症」と呼ばれる症状の可能性があります。乳首の下の方にシコリのようなものがあれば、その可能性は高いでしょう。 「女性化乳房症」はホルモンバランスの乱れによって発生している可能性が高いです。しかし、中にはそうじゃないものもあります。たとえばどんなものか？病的な女性化乳房症には次のような原因があります。 (1)男性乳がん（片側性で固い） (2)脳下垂体、副腎（じん）甲状腺、睾丸（こうがん）の腫瘍（しゅよう） (3)他臓器のがん、特に肺がん（ホルモンを分泌） (4)栄養失調、糖尿病 (5)肝機能の障害（肝臓で女性ホルモンが壊されないため血液中の女性ホルモンが増加） (6)薬剤の副作用。強心剤、抗結核剤、利尿剤、高血圧薬剤、胃潰瘍剤、前立腺剤などいろいろな薬剤によって引き起こされるものもあります。 引用：公益社団法人鳥取県医師会「こんなに多くの病気の可能性があるのか」と驚かれた人もいるかもしれません。とくに「がん」って病名が多いので、これだけを見ると怖くなりますね。「がん」以外の病気もどれも恐ろしいものばかりです。 「女性化乳房症」は多くの場合放っておいても1～2年くらいで治るそうです。しかし、中にはこれらの病気が原因で発生しているものもあるとのこと。なので、こういった病気が原因の場合は、その病気の治療をしなければいけません。 なので、「乳首がちょっと痛いな」「乳首の下に何かシコリがあるな」と感じたら、「女性化乳房症」を疑いつつも、一度病気にかかっていないか検査する方が良いかもしれません。とくに「がん」は今や早期発見できれば比較的治せる病気です。早く見つけるに越したことはありません。 男性の中には乳首の異常で病院に行くのは恥ずかしいと思う人もいるでしょう。でも大病にかかっていると後から分かるよりはマシですよね？ 不安になりすぎるのもいけませんが、ここは一つ安心な生活を送るためだと思って医師に診てもらうのが無難でしょう。
乳首周辺の皮膚がただれてヒリヒリする痛み：乳房パジェット病
乳首が痛いっていうより乳房全体が痛いときがあるかもしれません。大体いくらか皮膚に異常が起きているケースが多いです。このときは、なるべく早めに病院に行った方が良いでしょう。乳房パジェット病の可能性があります。主に汗を産生する汗器官由来の細胞が癌化する表皮内癌の一種です。パジェット細胞という癌細胞が増殖しますが、最初は表皮の中だけに留まっており、真皮には及んでいない状態です。進行して真皮まで腫瘍細胞が浸潤したのがパジェット癌ですが、一般にはパジェット癌も含めてパジェット病と呼ぶこともしばしばです。 引用：一般社団法人日本皮膚悪性腫瘍学会パジェット病と言われると「何それ？」って感じですよね。実は「がん」の一種です。ちなみに今回は乳首の話なので、乳房について説明していますが乳房以外にも発生します。皮膚全体ってなると不安に感じるかもしれません。 しかし、パジェット病にしても乳がんにしても、男性の場合は50歳以上の人がなることがほとんどだそうです。若くしてなることはかなり珍しいので、怖がり過ぎなくても大丈夫でしょう。もちろん油断はダメですけどね。
一般的な症状は、痛みを伴わない腫瘤と乳頭の陥没です。男性は乳腺の組織が薄いため、皮膚や乳頭への浸潤が女性よりも早く進み、リンパ節や肺などへの転移も早く生じるとされています。 乳がんのタイプにはさまざまなものがありますが、炎症性乳がんでは乳房の発赤や熱感、腫れがみられ、乳房パジェット病では乳頭や乳輪部の皮膚にただれや湿疹を伴います。 引用：Medical Notes乳房パジェット病は乳がんの一種として語られていることもあります。普通の乳がんの場合あまり痛みが出ることがありません。ただ、このケースだと皮膚がただれるので痛みが出るんですね。 先ほど説明した「女性化乳房症」と違い、こちらは目に見えるので判断はしやすいかもしれません。明らかな皮膚異常なので、おかしいと思ったら病院に行って診てもらいましょう。男性の場合、あまり乳がん検診は聞きませんよね？
乳がんの99％は女性に発生しますが、男性に乳がんが発生することがあります。米国では、毎年およそ2,360人の男性が乳がんを発症し、およそ430人が亡くなります。男性の乳がんはまれなので、症状の原因として疑われないことがあります。その結果、男性の乳がんは診断される前に進行期まで進行していることがよくあります。予後は、同じ病期の乳がんの女性と同様です。 引用：MSDマニュアル家庭版乳がんの発生は女性が99％を占めるので、男性の乳がんが話題になりにくいわけです。おかげで検診のようなものもあまり意識されません。女性のように一定の年齢になったら必ず受けるよう言われませんしね。 おかげで発見が遅れて手遅れになるなんて話もあるようです。なので、もしも乳首がおかしいと思ったら、病院で検査を受けた方がいいのは間違いありません。定期検診などではあまり深く診られるポイントではないですから。
まとめ：乳首に痛みを感じても焦る必要はない
結論をいえば、男性の場合は乳首に痛みを感じても焦る必要はありません。乳がんになるのは稀ですし、「女性化乳房症」は多くの場合自然治癒するそうですから。ただし、女性と違い乳がん検診が勧められないのが男性。なので、おかしいと思ったら一度病院で診てもらうのは良いでしょう。 そうしなければ男性の乳首の健康状態を調べる機会なんてそうそうありません。気付いたら手遅れなんてことになるよりは、適度に調べておくに越したことはないです。不安になりすぎるのはいけません。しかし、定期的に健康状態を確認するのは重要なことです。以上、風俗部（フウゾクブ）編集部がお送りしました。 ◯関連記事 ・デリヘルで性病感染を予防する方法4選 ・知らなきゃマズイ！必見！性病検査キットのメリットとデメリットを理解しよう
