増える一方の老人の風俗利用から見る高齢者のセックス事情

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風俗店を利用できるのは法律で18歳以上からとなっている。時おり、20歳未満の利用を禁止している風俗店もあるが、おそらくこれは、年齢を上げることで予防線を張っているのだろう。 こういった年齢制限で、少し変わった規定を設けている風俗店を見つけた。それが、渋谷周辺を拠点としている『A』という待ち合わせ型デリバリーヘルスだ。年齢制限は30歳以上で、店のコンセプトは『ナイスミドル・シニア専門店』。つまり、中高年のみの利用が許されているわけだ。 厚生労働省の資料によれば、30歳までは青年期、31~44歳を壮年期、続いて中年期(45~64歳)という区分。と考えれば、ちょっぴり甘めの中年設定ということになるが、とりあえず、気になった筆者は潜入することにした。 予約時、まず電話対応のスタッフから「お客様の年齢、年代を教えていただけますか」と言われることに。コチラが40代であることを告げると、「それでは、90分で24,000円です」と料金を提示された。 スタッフが「それでは」と切り出したのには理由がある。この『A』の利用料金は、年齢で異なるからだ。たとえば、90分コースの場合、30代は通常会員として25,000円、40代と50代がナイスミドル会員として24,000円、60代以上がシニア会員として23,000円と、年齢が上がるほど安くなるのだ。 であれば、電話対応の店なので、60代だと主張する輩もいそうなものだが…。スタッフ曰く、「申告された年齢とかけ離れていると女性が判断した場合は、身分証明書を提示していただくのでご了承ください」とのことだった。 とりあえず、年齢を詐称しているわけでもない筆者は、堂々と(?)待ち合わせ場所で女性の到着を待つことにした。 約束の時間通りに現れたのは、セミロングのヘアスタイルが清楚な雰囲気を醸し出すスレンダーな女性、夏子さん。年齢は筆者と同じく四十代半ばくらいに見えた。 その後、ホテルに移動することになったが、ラブホテルではなく、デイユースができるシティホテルを選んだ。お店のコンセプトに“大人の遊び”というキーワードがあったし、夏子さんに会った時の印象からもそのほうが雰囲気に合っているとの判断だった。 チェックインし、彼女に料金を払った時のこと。コチラの顔をジッと見て、「本当は30代とかだったりしませんか?」と微笑む夏子さん。もちろんジョークだと分かっているので、「本当は60代です」と切り返した。 場もなごんだので、「安くしてほしいあまり、60代だと言い張るお客さんはいるのか」を尋ねてみた。すると、「皆様、紳士でいらっしゃるので…」と実に大人の対応。こういった言い回しひとつ取ってみても、品のようなものがある。物腰といい所作といい、これこそがナイスミドル・シニア専門店の良さなのかもしれないと感じ入った。 ここで、もうひとつ筆者が気になっていた「60代以上の客のプレイはどうなのか」についても聞いてみることにした。 「60代はもちろん、70代のお客様もいらっしゃいますが、皆さん、どちらかといえば“空間”を楽しまれているようです」 筆者にも当てはまることだが、年齢と共に男性機能は低下していくものだ。この店のお客さんである人生の先輩たちにしても、そういった状態の人がいたりするのだろう。プレイどうこうよりも、女性とのトークやそういった場に身を置くことに意味を見出すというか…。 なんてことを考えていると、「でも、こうすると、頑張ってくださるお客様が多いんですよ」と、筆者の股間に手を伸ばし、ジラすように撫でまわしてくる夏子さん。 プレイ自体は、キスからの全身リップ、フェラチオと、デリヘルのオーソドックスな流れだった。献身的に、ゆっくりと時間をかけ、徐々に高めていくように舐め、触るスタイル。サービス中は、常に視線を外さず、コチラをしっとり見つめてくる夏子さん。欲望が満たされるのはもちろん、なんだか心が満たされているようで嬉しかった。この、どこか緩やかな時間の流れは、年齢が高くなるほど、無理なく身体に効いてくるのではないかと、ふと思った。 風俗店にとって、新規の若い客を獲得することは重要だ。しかし、これからさらにシニア世代が増えることを考えれば、こういった割引きは、ひとつアリな気もする。 (文=子門仁) (メンズサイゾー)
風俗に通う高齢者が増えているのは、前からちょっとした話題になっている。 高齢者の風俗利用を当て込んで、高齢者向けのコースを設定している風俗店も、10年くらい前からボツボツ出始めているようだ。 高齢者向けのコースとは、ハードなプレイを排除した設定で、店によっては看護師の資格を持つ風俗嬢を在籍させたり、万が一のためにAED(緊急心臓マッサージ器)を設置するなどの対策を取っている。 つまり、高齢者でも安心して楽しめることをウリにした風俗店というわけだ。 いまや日本は未曽有の少子高齢化社会だから、風俗業界もそれに合わせて変わっていく必要があるのだろう。 なにしろ若者が減っているのだから、これまでの風俗業界のメインとなる顧客層が変わってきているわけだ。 これからは、この変化にスムーズに対応できない風俗店は、生き残り競争を勝ち抜くことは難しい。 そういえば、最近の高齢者はひと昔前と比べて若々しく見える人が多い。 今から30年くらい前の60歳といえば、かなり老けて見えたものだが、いまの60歳の人はとても老人とは呼びにくい。 それどころか、70歳でも元気な年寄りがたくさんいるのだ。 平均年齢が伸びたせいもあるだろうが、高齢者の見た目の年齢は、昔と比べて10歳くらい若返ったような気がする。 見た目が若返るということは、体もそれだけ若いということだ。 とすれば、当然ながらアッチのほうも健在なわけで、若者が風俗で性を発散するように、高齢者も風俗店に通うことになるのは、当然の流れといっていいだろう。 風俗店によっては、年金支給日やその翌日は高齢者の客が増える店も多いというから、ちょっとしたブラックジョークだ。 高齢者は性機能が衰えているから、若者のようにハードなプレイは望まない。 それよりも、若い女の子の肌に触れたがるお年寄りが多いらしい。 よくいえば、射精行為そのものよりも、女の子と一緒にいる時間を楽しみたいということだ。 ちょうど自分の孫くらいの女の子の体に触って喜んでいるのだから、男はいくつになってもスケベなものだと思う。 もちろん、すべての高齢者がこうではない。 年齢相応に性欲も枯れてしまって、いかにも年寄りらしい年寄りもいる。 しかし、性欲の旺盛な高齢者とそうでない高齢者を比べると、圧倒的に性欲旺盛な高齢者のほうが長生きする。 つまり、セックスはバイタリティの源であり、生きるための基本的な機能と直結しているということだ。 ちなみに、男性の体は高齢になっても精液は作られる。 だから、勃起はしなくても定期的に外に出さなくてはならない。 どうやら、男には死ぬまで精液の放出がついて回るらしい。 セックスの相手がいなければ、オナニーするしかないのは若者も老人も変わらない。 しかし、ここで問題がある。 隠れてオナニーするうちはいいのだが、痴呆症にかかった高齢者の中には、人前でも平気でオナニーする老人がいる。 痴呆であるために、恥ずかしいという概念がなくなっているからだ。 この問題は、老人ホームなどの高齢者収容施設では数多く報告されている。 また、これと同様に問題なのが、介護老人の介護者へのセクハラ行為だ。 高齢者施設では、介護してくれる女性の胸や尻に触るなどの問題行為がたびたび指摘されている。 相手が年寄りだから、「そんなことしちゃだめですよ」とたしなめて事なきを得ている場合がほとんどだが、高齢者施設では常に複数の人がいるからまだいい。 深刻なのは、一般家庭での介護女性へのセクハラ行為だ。 セクハラを受けるのが介護老人の妻なら問題はない。 しかし、多くの場合、犠牲になるのはその家の嫁なのである。 嫁だから訴えることもできず、我慢するしかない。 しかし、一般家庭からこういった話が漏れ伝わることはない。 密室で起きたことだから外部にはわからず、当人たちも伏せたままにしようとする。 老人ホームの老人と一般家庭で暮らす老人に差があるはずはないのだから、これは一般家庭でも普通に起きている深刻な問題のはずなのである。